日本の文学賞

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小川 一水

おがわ いっすい

Ogawa Issui

ペンネーム: 河出 智紀デビュー当初の旧筆名(1996年デビュー作は河出智紀名義)

プロフィール

性別
男性
生誕
1975-11-24 (岐阜県)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
岐阜県 → 愛知県

経歴

職業
小説家, SF作家
活動期間
1996年〜
所属団体
宇宙作家クラブ, 日本SF作家クラブ, 日本推理作家協会

受賞歴

ジャンプ小説・ノンフィクション大賞
1996
対象作品: まずは一報ポプラパレスより
主催: 集英社
結果: 大賞
星雲賞(日本長編部門)
2004
対象作品: 第六大陸
部門: 日本長編部門
主催: 星雲賞
結果: 受賞
星雲賞(日本短編部門)
2006
対象作品: 漂った男(『老ヴォールの惑星』所収)
部門: 日本短編部門
主催: 星雲賞
結果: 受賞
星雲賞(日本短編部門)
2011
対象作品: アリスマ王の愛した魔物
部門: 日本短編部門
主催: 星雲賞
結果: 受賞
星雲賞(日本長編部門)
2014
対象作品: コロロギ岳から木星トロヤへ
部門: 日本長編部門
主催: 星雲賞
結果: 受賞
日本SF大賞
2020
対象作品: 天冥の標
主催: 日本SF大賞
結果: 受賞
星雲賞(日本長編部門)
2020
対象作品: 天冥の標
部門: 日本長編部門
主催: 星雲賞
結果: 受賞

受賞・候補エディション

星雲賞 4回登壇
  1. 第35回(2004年) 日本長編部門
    受賞作: 第六大陸

    月面に結婚式場を建てるという大胆な計画を、技術、資金、人間関係の積み重ねで実現へ近づける宇宙開発SF。理想を現実に変える過程の手触りが魅力になっている。

    月に式場を建てる夢が、技術と人の意思で動き出す。

    349ページ
    宇宙開発月面技術者近未来SFプロジェクト
  2. 異種の知性や制度をめぐる問いを物語化したSF作品。初出は雑誌掲載だが、後に同題の短編集として刊行され、作品世界をまとめて読める形になった。

    アリスマ王の愛した魔物は、小川一水の視点から題材の核心をたどる受賞作である。

    352ページ
    SF異種知性短編集
  3. 『コロロギ岳から木星トロヤへ』は、小川一水による星雲賞の受賞作です。受賞時の作品名と著者情報に基づき、作品単位の書誌識別子を確認しました。

    小川一水の『コロロギ岳から木星トロヤへ』は、星雲賞で評価された作品です。

    242ページ
    受賞作現代文学書誌確認
  4. 受賞作: 天冥の標

    人類の遠未来史を複数の時代と視点で描く大河SFシリーズ。長期連作として完結し、広大な構想が評価された。

    遠い未来の歴史を、幾つもの視点から積み上げる大河SF。

    560ページ
    SF宇宙未来
日本SF大賞 1回登壇
  1. 受賞作: 天冥の標

    小川一水による全十巻十七冊の大河SFシリーズ。遠未来、感染症、異種知性、社会制度を長大な時間軸でつなぎ、人類史規模の物語を構成する。

    長い時間をかけて、人類の未来と変容を描き切る大河SF。

    大河SF感染症未来史異種知性

作品

代表作

導きの星

2002年 サイエンス・フィクション

宇宙や異星社会を舞台にしたSF長編。従来のライトノベル風作風から本格SFへと移行した作品群の一つ。

宇宙文明接触アイデンティティ

第六大陸

2003年 サイエンス・フィクション

ハードSF的な設定と広いスケールを特徴とする長編。第35回星雲賞(日本長編部門)受賞作。コミカライズも行われた。

宇宙開発植民地化技術と社会
映像化・舞台化
  • [コミカライズ] 第六大陸(コミカライズ) (2008)

時砂の王

2007年 サイエンス・フィクション

独自の世界観をもつSF長編。外伝的な短編も収録されている。

時間記憶民族衝突

天冥の標

2009年 大河SF

2009年開始の大河SFシリーズ。全10巻・17冊で2019年に完結。第40回日本SF大賞および第51回星雲賞(日本長編部門)を受賞した代表作。

世代をまたぐ物語文明の興亡倫理と進化

全著作

  • まずは一報ポプラパレスより
  • アース・ガード ―ローカル惑星防衛記―
  • 導きの星
  • 第六大陸
  • 時砂の王
  • 天冥の標

翻案

  • 第六大陸(コミカライズ、2008年-2010年)
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ(コミカライズ、2023年-)
  • イカロスの誕生日(NHK-FM 青春アドベンチャーでラジオドラマ化)

作風・主題

文体
ハードSF寄りだがキャラクター描写も重視する文体詳細な世界設定と緻密なプロット
頻出モチーフ
宇宙/惑星間文明技術と倫理の葛藤世代をまたぐ物語

評価・遺産

ジャンプ系ライトノベルから本格SFへ移行し、複数の星雲賞や日本SF大賞を受賞したことで現代日本SFを代表する作家の一人と評価されている。長期連作『天冥の標』は特に高く評価され、広範な読者層に影響を与えた。

関連学会

  • 日本SF作家クラブ
  • 日本推理作家協会

大衆文化への影響

  • 第六大陸のコミカライズ化により漫画読者層へ波及
  • ラジオドラマ化やアンソロジー収録によるメディア展開

豆知識

  • 旧筆名は河出智紀(かわで とものり)。
  • 既婚で子供が2人(男の子)。
  • 公式サイトは「小川遊水池」。