日本の文学賞

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遠野春香

とおの はるか

Tono Haruka

ペンネーム: 春野はるか児童文学名義で使用

プロフィール

性別
女性
生誕
1987-06-12 (宮城県仙台市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
仙台(幼少期〜大学入学) → 東京都(2010年〜)

経歴

職業
小説家, 短編作家, エッセイスト
活動期間
2011年〜
影響を受けた人物
村上春樹, 吉本ばなな
影響を与えた人物
山田花子, 佐藤るり

学歴

東北大学
文学部 / 日本文学科
学位: Bachelor of Arts
期間: 2005–2009
卒業年: 2009
国: 日本
日本近現代文学を専攻。卒業論文のテーマは「海と記憶の物語性」。

受賞歴

さくら文学賞
2024
対象作品: 海を渡る箱
部門: 長編小説
主催: さくら文学会
結果: 受賞
若葉新人賞
2013
対象作品: 水の生き物
部門: 短編
主催: 若葉文学振興会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

芥川龍之介賞 1回登壇
  1. 受賞作: 破局

    日々の規律に縛られながら生きる若者の視線から、都市の息苦しさと内側からあふれる怒りを描く。過剰な理性と空虚さがぶつかる感触が鋭い長編。

    日々の規律に縛られながら生きる若者の視線から、都市の息苦しさと内側からあふれる怒りを描く。

    148ページ
    都市怒り若者疎外

作品

代表作

海を渡る箱

2023年 長編小説 312ページ

幼い頃に海辺で失った記憶を巡る女性の旅と、箱に託された秘密を描く長編小説。現実と幻想が交錯する叙情的な語りが特徴。

記憶喪失と再生
映像化・舞台化
  • [映画] 海を渡る箱 / 竹内亮 (2025)
翻訳
  • 英訳: The Box That Crosses the Sea(翻訳: アンナ・サトウ, 2025)

夜の音

2016年 短編集 176ページ

都市の夜に生きる人々の断面を描いた短編集。静謐で緻密な心理描写と、日常の端に見える非日常を照らし出す短篇が並ぶ。

孤独都市時間
映像化・舞台化
  • [ラジオドラマ] 夜の音(短編選) / 小林智子 (2018)
翻訳
  • 英訳: The Sound of Night(翻訳: Michael Greene, 2019)

全著作

  • 水の生き物(短編, 2012)
  • 夜の音(短編集, 2016)
  • 夏の影(中編, 2019)
  • 海を渡る箱(長編, 2023)

翻案

  • 海を渡る箱(映画化, 2025)
  • 夜の音(ラジオドラマ化, 2018)

作品の翻訳

  • 海を渡る箱 — 英語版: The Box That Crosses the Sea(翻訳: アンナ・サトウ, 2025)
  • 夜の音 — 英語版: The Sound of Night(翻訳: Michael Greene, 2019)

作風・主題

文体
叙情的で象徴的な描写静謐な文体と緩やかな時間感覚
頻出モチーフ
記憶

評価・遺産

若手ながら日本の現代文学で注目を集める作家。記憶と海をめぐるモチーフを通して、個人の喪失と再生を静かに描く作風が評価されている。

関連学会

  • 現代日本文学研究会

資料所蔵先

  • 東北大学附属図書館 近代文学資料室

大衆文化への影響

  • 作中の「箱」がSNSでモチーフとして取り上げられることがある

引用

  • 記憶は海の底に沈められた灯りだ。
    出典: 海を渡る箱(2023) (2023年)

豆知識

  • 執筆中は黒いコーヒーしか飲まない習慣がある。
  • 飼い猫の名前は「潮(うしお)」。
  • 東北出身で海の風景を描くことが多い。