日本の文学賞

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文藝賞 ぶんげいしょう

第56回(2019年)

中編長編

受賞者

2名
宇佐見りん うさみ りん 受賞

心を病み酒に荒れる母を救いたいと願う十九歳の浪人生、うーちゃん。家族と女性であることに縛られる苦しさを抱え、彼女は切実な祈りを胸に熊野へ旅立つ。

壊れてしまった母を救うため、うーちゃんは熊野へ旅に出る。

120ページ
母娘家族自立祈り
遠野遥 とおの はるか 受賞

美しくなりたいという欲望を抱く若い男性の「私」は、化粧や女装を通じて自分の外見を変えようとする。身体をどう見せ、他者の視線をどう受け止めるかを冷静に点検する語りのなかで、美への渇望と、性をめぐる暴力や不安が交差していく。

美しくありたいという欲望から、自分の身体と他者のまなざしを改めて問い直す。

120ページ
美への渇望ジェンダー表現身体と視線性をめぐる暴力