日本の文学賞

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辻 真先

つじ まさき

Tsuji Masaki

別名: 牧 薩次 / 桂 真佐喜
ペンネーム: 牧 薩次アナグラムを用いたペンネーム。いくつかの作品で筆名として使用, 桂 真佐喜別名義として使用されたことがある筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1932-03-23 (愛知県名古屋市)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
脚本家, 推理作家, 漫画原作者, 評論家, 随筆家, 名誉教授
活動期間
1954年〜
所属
デジタルハリウッド大学(名誉教授), 日本SF作家クラブ(名誉会員), 本格ミステリ作家クラブ(元会長)
所属団体
日本SF作家クラブ(名誉会員), 本格ミステリ作家クラブ(元会長), 日本推理作家協会(関係あり)
影響を受けた人物
江戸川乱歩, 手塚治虫, 永井豪

学歴

名古屋大学
文学部
卒業年: 1954
国: 日本
在学・卒業年は資料により差異あり。NHK入局年と同年の記述あり

受賞歴

アニメグランプリ(脚本部門)
1979
部門: 脚本部門
主催: 月刊アニメージュ
結果: 第1位
アニメグランプリ(脚本部門)
1980
部門: 脚本部門
主催: 月刊アニメージュ
結果: 第1位
アニメグランプリ(脚本部門)
1981
部門: 脚本部門
主催: 月刊アニメージュ
結果: 第1位
アニメグランプリ(脚本部門)
1982
部門: 脚本部門
主催: 月刊アニメージュ
結果: 第1位
日本推理作家協会賞(長編)
1981
対象作品: アリスの国の殺人
部門: 長編
主催: 日本推理作家協会
結果: 受賞
長谷川伸賞
2004
主催: 長谷川伸賞選考委員会
結果: 受賞
中日文化賞
2008
主催: 中日新聞社
結果: 受賞
アニメーション神戸賞(特別賞)
2008
部門: 特別賞
主催: アニメーション神戸実行委員会
結果: 受賞
文化庁メディア芸術祭 功労賞
2008
部門: 功労賞
主催: 文化庁
結果: 受賞
本格ミステリ大賞(小説部門)
2009
対象作品: 完全恋愛
部門: 小説部門
主催: 本格ミステリ作家クラブ
結果: 受賞
日本ミステリー文学大賞
2019
主催: 日本ミステリー文学大賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 辻真先『アリスの国の殺人』は、受賞時の文脈で評価された作品である。作品名が示す主題を軸に、時代や社会、個人の経験を読み解く構成を持つ。

    アリスの国の殺人は、受賞作としての輪郭を保ちながら、作者の関心を凝縮して伝える。

    224ページ
    文学賞受賞作時代背景人間と社会
  1. 受賞作: 完全恋愛

    『完全恋愛』は、牧薩次名義の辻真先による長編ミステリです。戦時下から戦後へ続く一途な恋を軸に、時代の傷と本格ミステリの仕掛けを重ねています。

    長い歳月を貫く恋のかたちが、事件の真相とともに浮かび上がる長編です。

    441ページ
    ミステリ恋愛戦争本格
  2. 受賞作: たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説

    昭和中期を舞台にした探偵小説。高齢期の新作として評価され、ミステリランキングで高い評価を受けた。

    たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説

    昭和史推理時代考証

作品

代表作

アリスの国の殺人

1981年 推理小説

ビジュアル的な効果を取り入れた実験的な構成を持つ長編推理。複数の著名シリーズの要素が交差するオールスター的作風。

探偵小説メタフィクションオールスター共演

完全恋愛

2008年 推理小説

牧薩次名義で発表された長編。人間関係と犯罪を主題にした本格ミステリ。

恋愛密室/本格トリック

たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説

2020年 推理小説(歴史系)

昭和中期を舞台にした探偵小説。高齢期の新作として評価され、ミステリランキングで高い評価を受けた。

昭和史推理時代考証

合本・青春殺人事件

1990年 ジュブナイル/推理

初期の青春三部作を一冊にまとめた合本。メタ的な犯人設定など実験的な手法が特徴。

青春メタミステリ

全著作

  • アリスの国の殺人
  • 完全恋愛
  • 合本・青春殺人事件
  • 迷犬ルパンの名推理
  • たかが殺人じゃないか 昭和24年の推理小説

翻案

  • 婚約旅行殺人事件(テレビドラマ化)
  • 迷犬ルパン(テレビ特番化・ドラマ化)

作風・主題

文体
ユーモア・ミステリ本格ミステリ的構成トラベル・ミステリメタフィクション的手法
頻出モチーフ
旅と列車探偵たちの交流(スナック等の共通舞台)昭和期の生活描写パロディとオマージュ

健康

  • 神経痛
    2016-現在
    持病の神経痛により外出や長時間の同店滞在などに制約が出ているが、読書・執筆活動は継続

評価・遺産

アニメ・特撮の脚本家としての業績と、幅広いジャンルの推理小説・児童作品で評価される。脚本の速筆さやメタフィクション的な実験作で知られ、複数の主要賞を受賞。高齢期の新作も評価を得ている。

関連学会

  • 日本SF作家クラブ
  • 本格ミステリ作家クラブ

資料所蔵先

  • 国立国会図書館

大衆文化への影響

  • アニメ業界での脚本家としての影響力が大きく、多数の作品で脚本を担当

引用

  • 15分もあったら人間は色んなことができます
    出典: 取材(NHK在籍当時のエピソードを回想した発言) (2014年)

豆知識

  • 作業の速さで知られ、喫茶店で打ち合わせをしながら1話分の脚本を書き上げたことがあると語られる。
  • 『牧 薩次』は氏名のアナグラムを用いたペンネームである。
  • 2017年にコミックマーケットで売り子を務めたことがある。