日本の文学賞

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吉田 比砂子

よしだ ひさこ

Yoshida Hisako

ペンネーム: 南原 湖実別筆名(児童文学や伝記などで使用)

プロフィール

性別
女性
生誕
1924-09-11 (岡山県)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
児童文学作家
活動期間
1960年〜1998年

学歴

東京府立第一高等女学校(現 東京都立白鷗高等学校)
国: 日本
旧制の高等女学校を卒業

受賞歴

講談社児童文学新人賞
1960
対象作品: 雄介の旅
主催: 講談社
結果: winner
産経児童出版文化賞
1963
対象作品: コーサラの王子
主催: 産経新聞社
結果: winner
小学館文学賞
1976
対象作品: マキコは泣いた
主催: 小学館
結果: winner
児童文化功労者
1997
主催: 日本児童文学者協会
結果: recipient
日本児童文芸家協会賞
1998
対象作品: すっとこどっこい
主催: 日本児童文芸家協会
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 雄介のたび

    少年の旅を題名に掲げ、移動の中で成長や出会いを描く児童文学作品。第一回講談社児童文学新人賞の入選作として、長編児童文学の新しい書き手を示した。

    旅の時間が、少年の心を少しずつ変えていく。

    192ページ
    児童文学成長
  1. 受賞作: コーサラの王子

    『コーサラの王子』は、古代インドを思わせる世界を舞台にした吉田比砂子の長編少年少女小説である。王子の成長と選択を通じて、責任、勇気、他者へのまなざしを物語として描いている。

    異国の王子の物語を通して、子どもの読者に成長と責任の意味を語りかける。

    170ページ
    成長王子古代インド児童文学
  1. 受賞作: マキコは泣いた

    『マキコは泣いた』は、子どもの痛みや家庭・学校での揺れを、児童文学の枠組みで描いた長編である。題名の直接的な感情表現が、子どもの涙の背後にある社会や家族の問題へ読者を向かわせる。

    泣く子どもの姿から、成長期の孤独と周囲の大人たちのあり方を問う児童文学。

    334ページ
    児童文学子どもの孤独家族成長
  1. 受賞作: すっとこどっこい

    「すっとこどっこい」は吉田 比砂子による児童文学作品です。単行本、文庫、短編集として確実に対応する識別子は確認できませんでした。

    児童文学作品として受賞歴を持つ「すっとこどっこい」。

    児童文学受賞作

作品

代表作

雄介の旅

1960年 児童文学

少年・雄介の成長と冒険を描いた児童小説。家族や友情がテーマ。

成長友情冒険

コーサラの王子

1963年 児童文学

歴史的・文化的要素を含む児童向けの物語。架空あるいは古代史を題材にした作品。

歴史冒険異文化理解

マキコは泣いた

1975年 児童文学

少女マキコの感情と家庭内の出来事を繊細に描く作品。感情の成長が中心テーマ。

家族感情成長

すっとこどっこい(全4部)

1998年 児童文学

ユーモラスで軽快な語り口の児童向けシリーズ。日常の出来事を通して子どもの視点を描く。

ユーモア日常子どもの視点

アンデルセン(伝記)

1968年 児童伝記

ハンス・クリスチャン・アンデルセンの生涯を子ども向けに紹介した伝記。

伝記作家の人生文学教育

ヘレン=ケラー(伝記)

1980年 児童伝記

ヘレン・ケラーの生涯と業績を子ども向けにまとめた伝記。

障害努力教育

全著作

  • 雄介の旅(講談社) 1960
  • コーサラの王子(講談社) 1963
  • なにを見んとて野に出でしか(南原湖実名義、東邦出版社) 1970
  • あくまのクーちゃん(理論社) 1972
  • 青春の中国記(南原湖実名義、東邦出版社) 1974
  • マキコは泣いた(理論社) 1975
  • 目が見えなくても(講談社) 1977
  • おこりんぼ大将(理論社) 1978
  • コッペが飛んだあ(旺文社) 1978
  • はてなのおにえもん(太平出版社) 1979
  • しず子のせんそう(小学館) 1980
  • おばけのがっこう(太平出版社) 1980
  • 雨っこ雲のぼうけん(太平出版社) 1981
  • お母さん、すきになっちゃった(佑学社) 1983
  • モモコひとり旅(理論社) 1985
  • はるかなり ある中国残留孤児の記録(小学館) 1987
  • 泣くな! 男、真次郎 ある引き揚げ孤児の物語(佑学社) 1987
  • 億おく長者になりたい? エリカ、その夏の二週間(けやき書房) 1994
  • すっとこどっこい(全4部、アテネ社) 1998

作家による翻訳

  • 『オルコット物語』(コーネリア・メグス、白木茂共訳、岩崎書店) 1961
  • 『少女記者ペギー』(バグビー、岩崎書店) 1963
  • 『ライラックの花かげに』(オルコット、集英社) 1975
  • 『イングマルソン家の人びと エルサレム 1』(セルマ・ラーゲルレーヴ、けやき書房) 1996

作風・主題

文体
やわらかい語り口で子どもに寄り添う文体叙述は丁寧で人物描写を重視する伝記では事実に基づき分かりやすく構成する
頻出モチーフ
成長家族戦争と平和子どもの視点

評価・遺産

吉田比砂子は1960年代から1990年代にかけて多くの児童文学作品と伝記を残し、日本の児童文学界で長年活動した作家である。講談社や小学館など大手出版社での受賞歴があり、子ども向け伝記や創作で評価された。

関連学会

  • 日本児童文学者協会

豆知識

  • 別筆名: 南原 湖実(なんばら こみ)
  • 1924年9月11日生まれ(岡山県出身)
  • 1960年の『雄介の旅』で講談社児童文学新人賞を受賞
  • 図書館等の典拠データベースにISNIやVIAFなどの識別子が登録されている