田村俊子賞
1回登壇
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第15回(1975年) 受賞受賞作: 洟をたらした神
阿武隈山麓の厳しい自然と貧しさの中で生きた農婦の記憶を、土の匂いを帯びた言葉で描く作品集。七十代で書き始めた吉野せいの文学が、強い生活の実感を放つ。
貧しさの底から、土に根を張った言葉が立ち上がる。
230ページ農村貧困女性生活記録
よしの せい
Yoshino Sei
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 尋常高等小学校(高等科) | — | — | — | 1910年代 | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1975 | 大宅壮一ノンフィクション賞 | 洟をたらした神 | — | 大宅壮一ノンフィクション賞選考委員会 | 受賞 |
| 1975 | 田村俊子賞 | 洟をたらした神 | — | 田村俊子賞選考委員会 | 受賞 |
阿武隈山麓の厳しい自然と貧しさの中で生きた農婦の記憶を、土の匂いを帯びた言葉で描く作品集。七十代で書き始めた吉野せいの文学が、強い生活の実感を放つ。
貧しさの底から、土に根を張った言葉が立ち上がる。
『洟をたらした神』は、吉野せいが阿武隈山麓の貧しい農村生活を自らの経験から描いた作品集。晩年に筆を取り、土に根ざした生活、貧困、家族、信仰を力強い言葉で刻んだ。
阿武隈の土に生きた農婦の言葉が、生活の痛みと尊厳を刻む。
山村暮鳥夫妻や夫・三野混沌との交友を綴った交友記。回想と人物評が中心。
農村や土着の暮らしを背景に、人間の生々しい姿と日常の葛藤を描いた短編集。
1977年刊行の作品集。短編や随筆を収録。
1994年の総合的な作品集。遺稿や選集を含む。
福島県いわき市出身の文筆家。農村や土着の生活をテーマにした作品で知られ、晩年の短編集『洟をたらした神』で主要な文学賞を受賞。没後、いわき市は吉野せい賞を創設し、地域での評価と研究が続く。