H氏賞
1回登壇
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第9回(1959年) 受賞受賞作: 僧侶
吉岡実の詩集で、宗教的なイメージ、肉体感覚、異様な幻想が緊密に組み合わされる。限定部数で刊行された作品ながら、戦後詩の前衛的な展開を示す重要な詩集として読まれている。
僧侶のイメージが、肉体と幻想の暗い詩空間をひらく。
戦後詩宗教的イメージ肉体幻想前衛
よしおか みのる
Yoshioka Minoru
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 向島商業学校(夜間部・中退) | — | — | — | 在籍期間不明(中退) | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1959 | H氏賞 | 僧侶 | — | H氏賞選考委員会 | Winner |
| 1976 | 高見順賞 | サフラン摘み | — | 高見順賞選考委員会 | Winner |
| 1983 | 藤村記念歴程賞 | 薬玉 | — | 藤村記念歴程賞選考委員会 | Winner |
吉岡実の詩集で、宗教的なイメージ、肉体感覚、異様な幻想が緊密に組み合わされる。限定部数で刊行された作品ながら、戦後詩の前衛的な展開を示す重要な詩集として読まれている。
僧侶のイメージが、肉体と幻想の暗い詩空間をひらく。
吉岡実の詩集。サフランという色と香りを帯びた素材を手がかりに、精密なイメージと異国的な感覚を組み合わせ、現実を変容させる詩的世界を築く。
サフランの色と香りが、硬質な言葉の中で異国の幻をひらく。
『薬玉』は吉岡実による詩集。祝祭具の名を冠しながら、鮮烈なイメージと乾いた感覚で生と死の気配を組み上げる詩集。
『薬玉』は、吉岡実の表現の特徴を示す受賞作である。
初期の私家版詩集。日常の物や光景を幻視的に描く短篇詩を多数収録。
長篇詩「死児」などを含む詩集。1958年刊行後、H氏賞を受賞し注目を集めた。
1960年代の詩作をまとめた一冊。実験的な言語感覚とイメージの連鎖が特徴。
中・後期の代表作の一つ。繊細な視線と寓意的なイメージが混ざり合う作品群。
晩年の詩集のひとつで、言葉の響きと象徴性が押し出された作品群。藤村記念歴程賞受賞作。
吉岡実は戦後モダニズム詩を代表する詩人の一人であり、シュールレアリスム的な幻視を基調とした詩風と装幀作品で知られる。詩集や装幀を通じて後進の詩人や装幀家に影響を残した。
詩は幻視である。