日本の文学賞

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芥川龍之介賞 あくたがわりゅうのすけしょう

第32回(1954年 第2回開催)

純文学新人賞短編・中編

受賞者

2名
小島信夫 こじま のぶお 受賞

占領期の日本で、アメリカン・スクールを見学する日本人英語教師たちのぎこちなさ、劣等感、滑稽さを描く短編小説。戦後の日米関係を背景に、言語、教育、敗戦後の意識を鋭い諷刺と不安定なユーモアで捉える。

アメリカン・スクール見学の一日が、敗戦後の日本人教師たちの不安と滑稽さをあぶり出す。

400ページ
占領期日米関係英語教育諷刺
庄野潤三 しょうの じゅんぞう 受賞

「プールサイド小景」は、突然職を失った夫が子どもたちとプールで遊ぶ姿を、妻の目を通して静かに見つめる短編です。家庭のささやかな幸福が、社会的な不安や生活の変化によっていかに揺らぐかを、抑制された筆致で描きます。

明るいプールサイドの光景に、家庭の幸福のもろさが静かに差し込む芥川賞受賞作です。

320ページ
家庭失職夫婦日常の不安幸福の脆さ