喪服売り場で働く“あなた”が、フードコートで出会った少女とのやりとりをきっかけに、言葉にならない感情や家族の記憶を静かにたどっていく小説集。表題作を含む3編を収録する。
言葉にならない感情を、日常の手触りのなかから静かに呼び起こす。
144ページ
家族記憶喪失日常少女との出会い
小説家
東日本大震災から十年余りが過ぎた宮城を舞台に、造園業の男・坂井祐治が、災厄のあとに残る喪失と再生の感覚をたどっていく長編。失われた日常の先で、それでも生き直そうとする姿を描く。
あの災厄から十年余り、男はその地を彷徨いつづけた。
160ページ
震災喪失再生家族宮城
小説家