中原中也賞
1回登壇
-
第24回(2019年) 受賞受賞作: する、されるユートピア
日常の細部から感覚と言葉のずれをすくい上げる第一詩集。教室や身体、風景の断片が、柔らかくも不穏な詩の空間へ変わっていく。
ありきたりな日常が、詩のなかで別のかたちに変わる。
43ページ現代詩日常身体感覚言葉
いどがわ いこ
Idogawa Iko
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 関西学院大学 | 社会学部 | — | 学士 | — | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2019 | 中原中也賞 | する、されるユートピア | — | 中原中也賞実行委員会 | 受賞 |
| 2021 | 野間文芸新人賞 | ここはとても速い川 | — | 野間文芸新人賞選考委員会 | 受賞 |
| 2022 | 芥川龍之介賞 | この世の喜びよ | — | 芥川龍之介賞選考委員会 | 受賞 |
| 2023 | 西宮市特別賞 | — | — | 西宮市 | 受賞 |
| 2025 | 芸術選奨新人賞 | 無形 | — | 文化庁(芸術選奨選考委員会) | 受賞 |
日常の細部から感覚と言葉のずれをすくい上げる第一詩集。教室や身体、風景の断片が、柔らかくも不穏な詩の空間へ変わっていく。
ありきたりな日常が、詩のなかで別のかたちに変わる。
児童養護施設に暮らす小学5年生の集と年下の親友ひじりの日々を、繊細な言葉で描く小説集。詩人・井戸川射子の初の小説集として、表題作と「膨張」を収録する。
子どもたちの視線が、淀川の景色をそのまますくい上げる。
喪服売り場で働く“あなた”が、フードコートで出会った少女とのやりとりをきっかけに、言葉にならない感情や家族の記憶を静かにたどっていく小説集。表題作を含む3編を収録する。
言葉にならない感情を、日常の手触りのなかから静かに呼び起こす。
私家版で刊行された処女詩集。身体や都市、他者とのずれを詩的に切り取る実験的な作品群を収める。
第二詩集。遠景という視点から記憶や風景、時間の重なりを静かに描き出す作品。
短編小説を集めた小説集。家族や日常の綻び、移動する身体と時間感覚を鋭く描く作品群。
芥川賞受賞作となった短編。親密さと不穏さが混ざり合う日常の断面を詩的な文体で描く。
2023年刊の小説。複数の視点を通して関係性や都市生活のささやかな緊張を描く。
2024年刊。形の定まらない感情や記憶を詩的な文体で掘り下げた作品。芸術選奨新人賞受賞。
2025年刊予定の作品。移動や巡り、身体をめぐる周縁的な視点を扱う。
2025年刊予定。雑誌に発表された短編を収めつつ、個人と社会の関係を問う作品。
詩と小説の領域を行き来する世代の作家。詩的な感性を小説に持ち込み、家族や日常、身体性をめぐる鋭い視点で注目を集めている。受賞歴により現代日本文学における注目作家の一人となっている。
ここはとても速い川。