日本の文学賞

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文學界新人賞 ぶんがくかいしんじんしょう

第107回(2008年 第2回開催)

文芸新人賞

受賞者

2名
上村渉 うえむら わたる 受賞

日系ブラジル人である「私」の前に現れた男が、信じがたい話を語り始める。語りが幾重にも重なる構成を通して、他者と出会い、関係を結ぶことの未知の可能性を描く短編小説。

信じがたい話を語る男との出会いから、人と人の関係をめぐる新たな可能性が開かれていく。

232ページ
日系ブラジル人語り他者との出会い人間関係
松波太郎 まつなみ たろう 受賞

故障続きの軽自動車を中国人留学生へ譲ったことをきっかけに、語り手の身の回りで小さな騒動が広がっていく。軽妙なユーモアと場面転換の鮮やかさのなかに、人と人の行き違いと哀切な感触を浮かび上がらせる短編。

故障続きの軽自動車の譲渡から始まる騒動を、軽妙さと哀切さの交差する筆致で描く。

216ページ
異文化との出会い人間関係の行き違いユーモアと哀切日常の騒動