日本の文学賞

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文藝賞 ぶんげいしょう

第51回(2014年)

中編長編

受賞者

2名
李龍徳 りりゅうとく 受賞

浪人生の徳山は、キャバクラで出会った初美から「死にたくなったら電話して」と書かれたメッセージを受け取る。彼女が語る世界の残虐史と破滅への誘惑に引き込まれ、徳山は日常とのつながりを少しずつ失っていく。

「死にたくなったら電話して下さい。いつでも。」

256ページ
破滅への欲望悪意孤独依存
金子薫 かねこ かおる 受賞

大学院受験に失敗し、祖父の家で小説を書きながら暮らす本間は、自分の物語の主人公モイパラシアが意図せず死んでしまったことに戸惑う。原稿から現れた少年のトカゲ、アルタッドを世話する日々のなかで、本間は書くこと、物語を生むこと、生きることの意味を考え続ける。

物語から現れたトカゲと暮らす青年が、書くことと生きることの根源に近づいていく。

144ページ
書くことの意味創作と現実喪失と再生若者の孤独