日本の文学賞

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児童文学ファンタジー大賞 じどうぶんがくファンタジーたいしょう

第10回(2004年)

児童文学ファンタジー文学

受賞者

3名
奥村敏明 おくむら としあき 佳作
観音行

『観音行』は、第10回児童文学ファンタジー大賞の選考過程で言及されるファンタジー作品です。善良な観音と少年をめぐる構図から、聖性と現実の行動をどう物語化するかが問われています。

救おうとする心と、実際に動く少年の姿が物語を支えます。

児童ファンタジー聖性少年救済
本城和子 ほんじょう かずこ 奨励賞
はざまの森

『はざまの森』は、根の国、ハザマ、この世という境界の構造を用いた児童ファンタジーです。鬼や妖精の気配を通して、現代の生活から失われがちな余白の意味を探ります。

この世と異界のあいだにある森が、子どもたちの課題を映します。

児童ファンタジー境界異界
藤江じゅん ふじえ じゅん 奨励賞

小六のシゲルが、ケヤキの化身に告げられた雷の玉を探すため、親友たちと街の伝承へ踏み込む児童ファンタジーです。神田川の龍、土地の記憶、少年の成長が年末の期限へ向かって絡み合います。

失われた雷の玉を探す冒険が、少年の冬を大きく変えていきます。

424ページ
児童ファンタジー土地の伝承少年の成長