蛇笏賞 だこつしょう
有馬朗人の第十句集。国内外を巡る視線、古代から現代へ続く歴史感覚、現世と常世を往還する想像力を、自在な句境で結晶させた作品。
現世と常世を旅する眼差しが、歴史の厚みを俳句へ凝縮する。
友岡子郷の第十一句集。阪神・淡路大震災の記憶を抱えながら、明石で暮らす日々の海鳴り、潮風、舟の音を、やさしく深い言葉で詠む。
海の音を聴く暮らしの中で、震災の記憶と晩年の静けさが響き合う。