電撃小説大賞 でんげきしょうせつたいしょう
第18回(2011年)
受賞者
4名昭和一〇一年、二十年前の戦争で壊滅した八洲の廃墟の町・尽天で、人々は暴走した戦闘機械に脅かされていた。少女・叶葉は逃走中に棺で眠る少年・金翅九曜と巨大な蜂に出会い、彼と主従関係の契約を結ぶ。超高性能戦略兵器〈鬼虫〉である九曜は、叶葉との交流を通して人の感情を知り始める。
荒廃した未来の島国で、少女と戦略兵器の少年が契約を結ぶノンストップ・アクション。
民俗学者を目指す高校生・八坂出雲は、都市伝説「ムラサキカガミ」を調べるうち、伝説と同じ現象に遭遇する。自らを〈都市伝鬼〉と名乗る少女・ムラサキカガミと出会った出雲は、さまざまな都市伝鬼の話を一冊にまとめようとする。
可憐で少し恐ろしい都市伝説たちと、高校生の編纂者が出会う怪奇譚。
極端な所得格差によって居住区が分断された社会で、地下貧民街出身の十七歳の少年ジェイファは、地上での盗みの最中に冬瀬陽月と出会う。彼は陽月の相棒として、魔術師と戦士が二人一組で競う競技〈ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー〉に参加することになり、奪うことを正義と信じてきた自分の生き方を見つめ直していく。
地下貧民街の少年と豪邸の少女が、格差社会を舞台に二人一組の競技へ挑むバトルファンタジー。
私立穂尾付学園高校に通う相上櫻は、一分間だけ相手の心を読める能力「ミニッツ」を使い、生徒会長になる野望のために周囲から信頼される委員長を演じている。秘密を生徒会副会長の琴宮遙に知られた櫻は、互いの弱みを握ろうとして、彼女が持ちかけた心理ゲーム「馬鹿と天才ゲーム」に挑む。
一分間だけ心を読める少年と秘密を知った少女が、学園で心理ゲームを繰り広げるラブストーリー。