日本の文学賞

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歴程賞(旧・藤村記念歴程賞) とうそんきねんれきていしょう

第56回(2018年)

詩劇評論翻訳絵画彫刻建築音楽映画その他

受賞者

2名
岩木誠一郎 いわき せいいちろう 受賞

『余白の夜』は、岩木誠一郎の詩集で、第56回歴程賞を受賞しました。夜、記憶、旅、光の手触りをめぐる詩篇を連ね、触れているものの確かさを問いながら、静かな不安と余韻を円環的な物語のように響かせる一冊です。

記憶を静かに濡らしていく二十二篇が、夜の余白に残る不安と光をすくい上げます。

81ページ
記憶不安現代詩
福田拓也 ふくだ たくや 受賞

福田拓也は『倭人伝断片』と『惑星のハウスダスト』の二冊により第56回歴程賞を受賞しました。『倭人伝断片』は古代的な地名や記憶の断片をたどりながら、個の生と死を越える神話的な空間へ言葉を押し広げる詩集です。併せて評価された『惑星のハウスダスト』は、散文詩的な流動性で言葉の身体性を追い込みます。

古代、土地、身体、宇宙的な塵が交差し、言葉そのものが移動し続ける受賞詩集群です。

80ページ
現代詩神話身体性記憶散文詩