日本ホラー小説大賞 にほんホラーしょうせつたいしょう
第12回(2005年)
ホラー小説新人文学賞
受賞者
3名少年時代に異界の夜市へ迷い込んだ裕司が、弟と引き換えに野球の才能を得た記憶へ向き合う表題作を中心とする幻想ホラー。日常のすぐ隣にある不思議な場所が、罪悪感と喪失を静かに浮かび上がらせる。
夜市で買った才能の代償が、少年時代の罪悪感を呼び戻す。
179ページ
幻想ホラー異界罪悪感喪失才能の代償
ビデオカメラを回すたびに人の死へ遭遇する男を描く長編ホラー。偶然なのか、仕組まれた出来事なのかが曖昧なまま、都市の風景と主人公の空虚さが重なっていく。
ビデオを回すたびに死が映り込む、都市型の不穏なホラー。
324ページ
ホラー映像都市偶然と必然空虚
古い家屋での奇妙な体験を発端に、グロテスクで不条理な世界へ引き込まれる短編ホラー集。表題作は現実の手触りを保ちながら、理屈では割り切れない違和感を増幅させていく。
古い家屋での誘いが、日常を不条理な恐怖へ変えていく。
196ページ
短編ホラー不条理グロテスク古い家奇妙な体験