日本の文学賞

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メディアワークス文庫賞 めでぃあわーくすぶんこしょう

第2回(2010年)

一般文芸

受賞者

3名
浅葉なつ あさば なつ 受賞

多忙な出版社勤務の中津藍が、不思議な煙草をきっかけに空を泳ぐ魚を見るようになる物語。魚は増え続け、同じ現象に巻き込まれた人びととの出会いが、藍に自分の未来と向き合うきっかけを与える。

空を泳ぐ魚が、こじれた日常と未来への選択を揺さぶる青春幻想譚。

338ページ
幻想仕事未来仲間
朽葉屋周太郎 くちばや しゅうたろう 受賞

奇想天外な魔王と、ダルガリアの国王でもある語り手・名雪小次郎が、祭りの町で追っ手から逃げ回るコメディ色の強い長編。荒唐無稽な設定の奥に、祝祭の熱と人物たちの切実さが流れている。

奇祭の熱気の中で、魔王と王が逃げ回るおちゃらけた冒険譚。

338ページ
コメディ祭り異世界逃走劇
仲町六絵 なかまち むつえ 受賞

戦国時代の大和を舞台に、物の怪を見る力を隠して生きる狭霧を描く伝奇時代小説。典医の妻として暮らす彼女の力が、病や怪異、権力者の死をめぐる謎と結びついていく。

物の怪を見る女が、戦国大和の闇に踏み込む伝奇時代小説。

306ページ
伝奇戦国時代物の怪時代ミステリ