MF文庫Jライトノベル新人賞 えむえふぶんこじぇいらいとのべるしんじんしょう
第1回(2005年)
受賞者
8名投稿時題名「自己中戦艦2年3組」は、刊行時に『青葉くんとウチュウ・ジン』へ改題された。放課後の教室にいた高校生たちは突然、星の海へ投げ出され、謎の声から白い巨竜退治を命じられる。校内漫才のような軽口と宇宙規模の危機がぶつかる学園SFコメディ。
教室ごと宇宙へ放り出された少年たちの、軽くて騒がしい生還作戦。
内気で毒舌な少女・空口真帆は、黒魔法への憧れから悪魔を呼び出し、かわいくなりたいという願いをかなえようとする。けれど契約の代償として恋心を禁じられ、外見の変化と心の揺れのあいだで思いがけない騒動に巻き込まれていく。
かわいくなりたい願いは、恋をしてはいけない契約と引き換えだった。
投稿時題名「彼女はこん、とかわいく咳をして」は、刊行時に『かのこん』へ改題された。田舎から都会の学校へ転校してきた少年・耕太が、美しい先輩に呼び出されたことから、妖怪と恋が絡むにぎやかな学園生活へ踏み込む。
都会の学校で出会った美少女は、恋も騒動も連れてくる不思議な先輩だった。
『ゴーレム×ガールズ』は、ユダヤ伝承のゴーレムを思わせる人工生命や魔術的な題材を、少女たちの関係と軽妙なライトノベルの語りに重ねた作品。新人賞佳作から刊行され、シリーズ第1巻として展開された。
ゴーレム伝承を下敷きに、少女たちの騒がしく不思議な日常が動き出す。
完璧に見える教師・賢木愚龍、貧しいがまっすぐな少女・宇佐川鈴音、そして不死の少女・眼球抉子を中心に、「林檎」と「蟲」をめぐる非日常が広がる。奇抜な名前と残酷なイメージの奥で、命と絆の意味を問うシリーズ第1巻。
ふざけた名前と不穏な暴力の向こうに、命をめぐる切実な物語が潜む。
投稿時題名「ロックスミス! カルナの冒険」は、刊行時に『魔法鍵師カルナの冒険』として展開された。見習いの少女カルナが鍵師として初仕事に挑み、口の悪い美女ミラとの修行の日々から、魔法と冒険の世界へ踏み出す。
見習い鍵師カルナの初仕事が、魔法と冒険の扉を開ける。
『クリスマス上等。』は、三浦勇雄のデビュー作にあたるMF文庫J作品。クリスマスを題名に掲げながら、甘いだけではない騒動と掛け合いを中心にしたライトノベルで、のちの「上等。」シリーズへつながる出発点となった。
聖夜の甘さを蹴飛ばすように、勢いのある掛け合いが走り出す。
『どっちがネットアイドル?』は第1回MF文庫Jライトノベル新人賞の受賞一覧に見える作品だが、Amazon JP、NDL/CiNii、出版社公式に相当する公開書誌では単独書籍化を確認できなかった。現時点では応募作・受賞作としての情報に限られる。
公開書誌で単行本化を確認できず、受賞作名としてのみ追跡できる作品。