日本の文学賞

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野間文芸新人賞 のまぶんげいしんじんしょう

第32回(2010年)

純文学小説

受賞者

2名
円城塔 えんじょう とう 受賞

『烏有此譚』は、円城塔による実験的な小説です。語り、注釈、脱線が入り組み、存在しないかもしれない物語をめぐって、読むことそのものを揺さぶる知的な迷宮を作ります。

物語があるのかないのか、その境目で読む行為が試されます。

144ページ
実験小説注釈虚構言語迷宮
柴崎友香 しばさき ともか 受賞

『寝ても覚めても』は、同じ顔をした二人の男性をめぐって、恋愛の記憶と現在の生活が揺れる長編小説です。忘れられない相手への思いと、いま隣にいる人との関係が、静かな緊張の中で重なります。

同じ顔をした二人のあいだで、恋の記憶と現在が揺れ続けます。

269ページ
恋愛記憶分身日常選択