日本の文学賞

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詩歌文学館賞 しいかぶんがくかんしょう

第39回(2024年)

詩短歌俳句

受賞者

3名
松岡政則 まつおか まさのり 受賞

松岡政則の詩集。異国の市場、食べもの、旅の風景、道ばたの祠などをめぐりながら、地べたに近い場所から人の暮らしと言葉の運動を見つめる。耳に残る口語と自在な表記で、身体感覚と社会へのまなざしを交差させる。

旅の途中で出会う声と匂いをたどり、地べたに近い場所から世界を見つめる詩集。

104ページ
旅異国身体言葉社会
三井ゆき みつい ゆき 受賞

石川県輪島市出身の歌人・三井ゆきが、金沢で暮らしながら、日本海の水平線や白山を仰ぐ日々を詠んだ第九歌集。平成から令和へ移る時間のなかで、故郷の能登と自然に向き合い、自身を解き放つ感覚を短歌に結晶させている。

一滴の水も流れて入りにける朝な朝なの日本海かな

248ページ
能登日本海白山自然との一体感故郷
正木ゆう子 まさき ゆうこ 受賞
玉響

『玉響』は、正木ゆう子が『羽羽』以後7年間に作った約300句を収める第六句集。露を表す書名のもと、身体と心、食べ物や飲み物、山や海、喜びと悲しみを、季節の光と生の感覚に結び付けて詠む。

露の光、鳥や鷹、山と海、病や老いの気配を、日常に根差した瑞々しい句で見つめる句集。

208ページ
露と光自然と生きもの季節の移ろい生と死日常