日本の文学賞

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島清恋愛文学賞 しまきよれんあいぶんがくしょう

第10回(2003年)

恋愛小説

受賞者

3名
谷村志穂 たにむら しほ 受賞

北海道の漁村を舞台に、昆布漁の家へ嫁いだ女性の人生と、夫の弟への激しい恋、その後の世代へ残る影を描く長編恋愛小説。土地の気候、家族、欲望が濃密に結びつく。

凍てつく海辺で、ひとりの女の恋が家族の運命を揺らしていく。

541ページ
北海道恋愛家族漁村世代
唯川恵 ゆいかわ めぐみ 候補

奔放に生き、多くの女性を魅了した男・高瀬秋生の突然の死を起点に、彼に関わった五人の女性たちの人生が語られる長編。失った相手を通じて、それぞれが自分の道を見つめ直す。

ひとりの男の死が、五人の女たちの人生に静かな波紋を広げる。

304ページ
恋愛喪失女性の人生記憶群像劇
佐藤亜有子 さとう あゆこ 候補

自分自身の殺害を暗殺エージェンシーへ依頼した女性・律子を描く官能ホラー。殺害方法や暗殺者の好みは聞き入れられるが、いつ男が来るかは知らされないという設定が、不安と欲望を強く結びつける。

自分の死を依頼した女は、いつ来るかわからない男を待ち続ける。

189ページ
官能ホラー欲望暗殺不安