日本の文学賞

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城山三郎経済小説大賞 しろやまさぶろうけいざいしょうせつたいしょう

第1回(2004年)

経済小説

受賞者

4名
滝沢隆一郎 たきざわ りゅういちろう 受賞

企業不祥事と公益通報をめぐり、組織に抗する個人が背負う代償を描く経済小説。損害賠償請求や社内政治を絡め、正義と保身がぶつかる局面を追う。

『内部告発者』は、滝沢隆一郎による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。

252ページ
内部告発企業不祥事公益通報組織倫理
大塚将司 おおつか まさし 優秀賞

不良債権に苦しむ銀行を舞台に、創業者一族、経営陣、政官財の思惑が絡み合う金融ノベル。再生を目指す組織が陰謀に巻き込まれ、破滅へ傾く過程を描く。

『謀略銀行』は、大塚将司による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。

293ページ
銀行金融腐食企業再生陰謀
汐見薫 しおみ かおる 優秀賞

料亭経営者の死を発端に、銀行、建設会社、料亭の黒い関係が浮かび上がる経済ミステリ。記者や会計士の視点から、金融界の癒着と策謀を追う。

『白い手の残像』は、汐見薫による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。

333ページ
金融ミステリ癒着会計士取材
北岳登 佳作

巨大テレビ局の報道番組を舞台に、社内抗争、視聴率至上主義、報道の矜持が衝突する経済小説。番組再建に挑むプロデューサーが、視聴率操作事件の渦中に立たされる。

『虚飾のメディア』は、北岳登による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。

252ページ
テレビ局報道視聴率社内抗争