城山三郎経済小説大賞
しろやまさぶろうけいざいしょうせつたいしょう
ダイヤモンド社が主催した長編経済小説の公募新人賞。ダイヤモンド経済小説大賞を発展させ、城山三郎の名を冠して2008年に改称され、第4回をもって終了した。
- 創設年
- 2004
- 主催
- ダイヤモンド社
- カテゴリー
- ジャンル小説
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- 新人
- 開催頻度
- 年1回
- 賞のステータス
- 終了
説明
未発表の経済小説を対象に募集し、受賞者には表彰状と記念品、副賞の賞金300万円が授与されます。2004年にダイヤモンド経済小説大賞として創設され、3回の実施後、城山三郎の名を冠した本賞に改称され4回の実施を経て終了しました。
賞品
- 主賞品
- 表彰状と記念品、副賞の賞金300万円
- 賞金
- 3,000,000円
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 最終選考 | 安土敏、幸田真音、佐高信、高杉良 | — | — |
選考基準
- 未発表の経済小説であること
- 原稿用紙400字詰め換算で300枚から800枚
- プロ・アマ問わない
関連の賞
- ダイヤモンド経済小説大賞
公式情報
http://www.diamond.co.jp/novel/過去の受賞者
博多の豪商・島井宗室を主人公に、武力の時代に商いの論理で秀吉へ対峙する歴史経済小説です。日本、琉球、朝鮮、明をまたぐ交易の広がりが、戦国史に新しい角度を与えます。
銭の弾もて秀吉を撃て ――海商 島井宗室は、受賞時の評価点を手がかりに作品世界へ入っていける一冊です。
極東ロシアの町で日本人商会が発行したルーブル札をめぐる経済小説。地域に浸透した私的通貨が、漁業不振と革命の波の中で悲劇へ向かう。
一枚の紙幣から、通貨とは何か、経済とは何かが問われていく。
インドネシアでの取材を通じて国際援助の表と裏へ踏み込む経済小説。従兄の死の影を追う週刊誌記者が、支援の現場にある利権と欲望を見つめる。
国際援助の美名の裏側で、人の欲望と現場の痛みが重なっていく。
日銀、財務省、金融庁、大手銀行をめぐる腐敗に挑む経済サスペンス。金融市場を舞台に、理不尽な死への怒りを抱えた人々が国家的な債務不履行を狙う計画へ踏み込む。
標的は日銀。経済の中枢を相手にした復讐劇が動き出す。
シリコンバレーで起業した技術者が、新現象をめぐる特許と資本の争いに巻き込まれる経済小説。国際石油資本の圧力と投資中断の危機のなかで、起死回生の策を探る。
技術、特許、資本の力学が、ひとつのベンチャーを追い詰める。
企業不祥事と公益通報をめぐり、組織に抗する個人が背負う代償を描く経済小説。損害賠償請求や社内政治を絡め、正義と保身がぶつかる局面を追う。
『内部告発者』は、滝沢隆一郎による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。
不良債権に苦しむ銀行を舞台に、創業者一族、経営陣、政官財の思惑が絡み合う金融ノベル。再生を目指す組織が陰謀に巻き込まれ、破滅へ傾く過程を描く。
『謀略銀行』は、大塚将司による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。
料亭経営者の死を発端に、銀行、建設会社、料亭の黒い関係が浮かび上がる経済ミステリ。記者や会計士の視点から、金融界の癒着と策謀を追う。
『白い手の残像』は、汐見薫による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。