小学館ライトノベル大賞 ガガガ文庫部門 しょうがくかんライトノベルたいしょう がががぶんこぶもん
第14回(2019年)
受賞者
5名受賞時題名『デッドリーヘブンリーデッド』を『君はヒト、僕は死者。世界はときどきひっくり返る』に改題して刊行されたガガガ文庫作品。天獄と地国に分かたれた世界で、死者の少年デッドが空から落ちてきたヒトの少女ファイと出会い、叶わない恋と世界の転換に向き合う。
ヒトの少女と死者の少年が出会うとき、分かたれた世界の均衡が揺らぎ始める。
受賞時題名『令和生まれの魔導書架〜全天時間消失トリック〜』を『シュレディンガーの猫探し』に改題して刊行されたガガガ文庫作品。探偵嫌いの少年と、謎を解くのではなく神秘として残そうとする「迷宮落としの魔女」が出会い、ミステリーとファンタジーの境界で知恵比べを始める。
謎を解く探偵に抗い、魔女は謎を神秘のまま迷宮へ落とす。
受賞時題名『サンタクロースを殺した。初恋が終わった。』を『サンタクロースを殺した。そして、キスをした。』に改題して刊行されたガガガ文庫作品。失恋した青年の前に、望まない願いだけを叶えるノートを持つ少女が現れ、クリスマスを消すための疑似恋愛が始まる。
クリスマスを消すために始まった恋人ごっこが、終わったはずの初恋を揺り戻す。
受賞時題名『フェイクタウン・ブルース』を『このぬくもりを君と呼ぶんだ』に改題して刊行されたガガガ文庫作品。人工の空と太陽に覆われた地下都市で、フェイクを嫌う少女レニーがトーカと出会い、偽物だらけの世界の中で確かなぬくもりを探す。
作りものの空の下で、つないだ手のぬくもりだけが本物になる。
受賞時タイトル『ラブコメを絶対させてくれないラブコメ』は、刊行時に『現実でラブコメできないとだれが決めた?』へ改題された。ラブコメに憧れる高校生が、偶然に頼らずデータ分析と反復練習で現実を理想のラブコメへ近づけようとする、メタ視点の青春ラブコメである。
ラブコメは起こるものではなく、作り上げるものだと信じる少年の実験が始まる。