日本の文学賞

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すばる文学賞 すばるぶんがくしょう

第14回(1990年)

純文学新人賞

受賞者

3名
大鶴義丹 おおつる よしたん 受賞

サーファーたちと女たちの夏を、きらめきと焦燥のなかで切り取った青春小説。海辺の時間感覚と、若さの危うさが瑞々しく立ち上がる。

はちきれそうな夏のまぶしさの中で、若者たちの感情が波のように寄せては返す。

176ページ
青春海辺恋愛若さ受賞作
清水アリカ しみず ありか 受賞

清水アリカの初期代表作で、音楽とことばの関係を鋭く切り取る。都市の熱気とノイズ感が前面に出た、実験性の高い一冊。

音とことばの境目を、作品そのものが揺らし続ける。

172ページ
音楽言葉都市ノイズ実験性
山室一広 やまむろ かずひろ 受賞

市立動物園にゾウがやって来る一日を軸に、動物園の歴史と人々の思いが交錯する。やわらかなユーモアの中に、時間の積み重なりが見える。

ゾウの到着を待つあいだ、動物園は少しずつ過去を語りはじめる。

157ページ
動物園ゾウ歴史日常ユーモア