日本の文学賞

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女流文学賞 じょりゅうぶんがくしょう

第31回(1992年)

小説

受賞者

2名
岩橋邦枝 いわはし くにえ 受賞

岩橋邦枝『浮橋』は、過ぎ去った青春と女性の生の軌跡を、自伝的な連作長篇として描く作品。時を隔ててよみがえる男たちとの記憶が、成熟した視線で静かにたどられる。

時を越えて戻る記憶が、女の人生を細やかに照らす。

216ページ
記憶女性の生青春自伝性
稲葉真弓 いなば まゆみ 受賞

稲葉真弓『エンドレス・ワルツ』は、阿部薫と鈴木いづみをモデルに、破滅的な愛と芸術の熱を描いた長篇。ジャズ、薬物、家族、創作が渾然となる時代の底で、純粋さと傷が同時に燃え上がる。

傷だらけの世界で、純粋で猥雑な魂が互いを求め続ける。

161ページ
ジャズ破滅的な恋愛芸術家一九七〇年代