日本の文学賞

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吉里吉里人

読売文学賞

吉里吉里人

井上ひさし

東北の一寒村・吉里吉里村が、日本からの分離独立を宣言し、独自の言語、通貨、政治、医療、農業を備えた国家として立ち上がる長編小説。笑いと方言の力で、中央集権、経済、農村、言語、国家のあり方を痛烈に問い直す。

独立国家東北方言中央集権批判農村言語と政治

作品情報

「あんだ旅券ば持って居だが」から始まる、笑いに満ちたもう一つの国家建設譚。

『吉里吉里人』は、井上ひさしによる長編小説。上野発青森行の急行列車が一ノ関近くで止められた朝、東北の村・吉里吉里国は日本からの独立を宣言する。旅券、国語、財政、医療、農業、外交までを備えた小国家の姿を通じて、大国日本の政治・経済・言語・地方軽視を風刺する。新潮文庫では上・中・下の三分冊で刊行されている。

レビュー要約

  • 壮大な政治的主題を笑いで包み、架空国家の制度や言語を徹底して作り込む労作として評価されている。社会批評としての鋭さと、方言を駆使した語りの楽しさが強く支持される。

書籍情報

出版社
新潮社
発売日
1981-08-01
ページ数
834ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784103023128
ISBN-10
4103023120
価格
1521 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

第2回(1981年) 日本SF大賞受賞

レビュー

  • 初版もので綺麗な状態!OK !

    吉里吉里人の綺麗な初版はなかなか無かったので嬉しいです。 読んだ跡が感じられないほどの美本です! 今後、高齢者などが様々な本を市場に提供するでしょう。 それらが愛書家の手に渡って永く保存されることを願います。

  • あって助かりました。

    図書館で借りて読んでましたが、長編なので読み切ることが出来ませんでした。 手元に購入できて助かりました。

  • 面白いです

    内容はネタバレに繋がるので回避しますが、故郷が岩手の私には 方言が懐かしく暫く会っていない祖母を思い出しました。

  • 自分には合わなかった

    話の脱線が長すぎ、品のない冗談も笑えず。世の中の風刺であることは理解ましたが、自分にとっては、とにかく苦痛の大長編でした。

  • まだ読んでない

    まだ読んでない。内容は面白そうだし、評価もされている作品なので楽しみだけど、長いので覚悟がいる。

  • 今、お読みになることをお勧めします

    この作品が出版されたころ自分はまだ小学生でした。 「日本からの独立」という言葉に刺激され、年嵩の兄弟が購入したものを読もうとしたのですが、当時はさっぱり理解できなかったことを覚えています。 今回、ふとしたきっかけで検索に古本がひっかかり、「ああ、そういえば」と思い再読です。 一部、ギャグや不真面目と評価なさる方もいると思います。 ですが、人間にとってなにが本質なのか、再考する機会になると思います。 ちょうど大阪W選挙が維新の会の大勝で終わったときです。独立、再構築も主題としている本作品は関係があるかと思います。 子供が高校生になったら読むことを薦めようと考えています。

  • 懐かしかった。

    大昔、初版を買って夢中で読んだ。その後はだんだん劣化していって、その内何処かへ 行方不明になった。 たぶん奥さんに断捨離されたのだと思う。 さて、今回手に入れたこの本は当時の雰囲気そのままに思いっきり変色していた。 文字が極小なことにも驚いてしまった。ああ昔は眼も良かったなぁ、と変な感慨に浸ってしまった。 少し読み始めたが、あまりにきつかったので取り敢えず本棚行きとなった。 懐かしさを買ったことで良しとしよう。今度は捨てられないように時々は本棚を監視しよう。

  • 大変結構でした。

    娘のために購入しました。絶版になっていたものなので、助かりました。

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