作品情報
離島の少年たちの夢と違和感が、ひとつの事件で反転する。
新潮社から2022年に刊行された結城真一郎の短編集『#真相をお話しします』に収録された短編で、第74回日本推理作家協会賞短編部門の受賞作。離島の少年たちが抱く夢と、村に広がる不穏さを、五篇収録の短編集の核として描く。
書籍情報
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2022-06-30
- ページ数
- 224ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 13.4 x 1.6 x 19.1 cm
- ISBN-13
- 9784103522348
- ISBN-10
- 4103522348
- 価格
- 1200 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論/ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
私たちの日常に潜む小さな"歪み"、 あなたは見抜くことができるか。 家庭教師の派遣サービス業に従事する大学生が、とある家族の異変に気がついて……(「惨者面談」)。不妊に悩む夫婦がようやく授かった我が子。しかしそこへ「あなたの精子提供によって生まれた子供です」と名乗る別の〈娘〉が現れたことから予想外の真実が明らかになる(「パンドラ」)。子供が4人しかいない島で、僕らはiPhoneを手に入れ「ゆーちゅーばー」になることにした。でも、ある事件を境に島のひとびとがやけによそよそしくなっていって……(「#拡散希望」)など、昨年「#拡散希望」が第74回日本推理作家協会賞を受賞。そして今年、第22回本格ミステリ大賞にノミネートされるなど、いま話題沸騰中の著者による、現代日本の〈いま〉とミステリの技巧が見事に融合した珠玉の5篇を収録。
1991年、神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業。2018年、『名もなき星の哀歌』で第5回新潮ミステリー大賞を受賞し、2019年に同作でデビュー。2020年に『プロジェクト・インソムニア』を刊行。同年、「小説新潮」掲載の短編小説「惨者面談」がアンソロジー『本格王2020』(講談社)に収録される。2021年には「#拡散希望」(「小説新潮」掲載)で第74回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。同年、三冊目の長編作品である『救国ゲーム』を刊行し、第22回本格ミステリ大賞の候補作に選出される。
レビュー
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リアリティに目をつぶれば楽しめます
読みやすい短編集で楽しめたのは事実。ただ後半の予想だにしない角度からの伏線を回収する展開に驚きはするんですが、そこに現実味がなくて説得力に欠け、いや、ありえないだろ、と腑に落ちないところが残ってしまいしっかりとはスッキリできない。東野圭吾や伊坂幸太郎なんかを読んできた読者の方にはどうしても稚拙に感じてしまうと思う。いやいや、そこにリアリティをもたせて納得させるのがミステリだろうと。パンドラはよかったかな。それでも最先端の現代ミステリとしての新しさは楽しめたし、別に悪い意味でもなくて、こういうミステリが売れる時代になったかとけっこう衝撃でした。
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伏線
友達に勧められて読んでみました。ミステリーというか伏線に気づくと「うわっ...」ってなる感じの本です。とても好きな内容でした。
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映画版を観る前にこちらをどうぞ
ヘッドラインでは「こちらをお先に」と書いたものの、映画は全く観る必要はない。 残念ながら私は映画を先に鑑賞してしまったクチで、なんとも自らの運の悪さを後悔している。 同じ材料を使っても、料理法や調理人により、極上の料理にもなり得るひ、ゴミ同様の味に終わることもある。 それが、物語の表現にも当てはまることを、これほど痛感したことはない。
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帯が、いろいろある
文庫本の帯が、いろいろあるようだ
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映画化されても活字で、「ヤリモク」くらいは読んだ方が良いと思います。時間を作れれば映画化を観たい!
映画化する前に購入した作品で、「ヤリモク」の理解と表現の活字に興味ある作品で購入して良かったと思います。
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細かいわりに、だいぶ無理がある。
上質なミステリーという評判だったので読んでみようと思いました。細かい違和感から状況を推測するところはミステリーぽいですが、詰めが甘いと言うかどうも現実的ではないです。最後にどんでん返しを用意しているので、だいぶ無理な展開になっています。ネタバレですが「ヤリモク」では、身元がばれないように財布には身分が分かるものを入れないように(たぶん抜いたのでしょう)して、娘との写真が残っていた。「娘と似たような女とやりたいなんて、キモイ」というようなセリフを言わせたかったからでしょうが、この時点でどんでん返しは成立しないです。最近上質なミステリーはなかなかないですね」。
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本
仕事の休憩の時読む為購入しました。綺麗な状態で早い配送とても助かります。
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これ、騒ぎすぎな作品
至って普通の作品。 1日でさくっと読めるところがいいとこかな。 あえて時間かけて読む必要無し。
関連する文学賞
- 日本推理作家協会賞 第74回(2021年) ・短編部門
- 沖縄書店大賞 第9回(2023年) ・準大賞