日本の文学賞

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結城 真一郎

ゆうき しんいちろう

Yūki Shin'ichirō

プロフィール

性別
男性
生誕
1991-06-08 (神奈川県横浜市)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 推理作家
活動期間
2018年〜
ノミネート
本格ミステリ大賞(小説部門)候補 — 救国ゲーム(2022)

学歴

開成中学校・高等学校
期間: 2004–2010
卒業年: 2010
国: 日本
東京大学
法学部 / 法学科
学位: 学士(法学)
期間: 2010–2014
卒業年: 2014
国: 日本

受賞歴

新潮ミステリー大賞(第5回)
2018
対象作品: 名もなき星の哀歌
主催: 新潮社
結果: winner
日本推理作家協会賞(短編部門、第74回)
2021
対象作品: #拡散希望
部門: 短編
主催: 日本推理作家協会
結果: winner
本格ミステリ大賞(小説部門、第22回)候補
2022
対象作品: 救国ゲーム
部門: 小説
主催: 本格ミステリ作家クラブ
結果: nominee

受賞・候補エディション

  1. 人の記憶と感情に触れる設定を軸に、喪失と救いをめぐる謎が展開するミステリ。デビュー作らしい瑞々しさと、仕掛けを感情へ接続する構成が特徴。

    記憶と喪失の謎が、名もなき星のような哀しみを照らす。

    416ページ
    ミステリ記憶喪失恋愛救済
  1. 第74回(2021年) 短編部門
    受賞作: #拡散希望

    子供が四人しかいない島を舞台に、YouTuberになることを夢見る少年たちの関係と、島に潜む違和感を描く短編。日常のずれが事件へつながる、現代的なミステリとして構成されている。

    離島の少年たちの夢と違和感が、ひとつの事件で反転する。

    224ページ
    離島SNS青春どんでん返しミステリ
  1. 受賞作: 救国ゲーム

    過疎集落で発見された首なし死体をきっかけに、地方切り捨てを主張するテロリストと官僚たちの対立が深まっていく。現代日本の地方問題と不可能犯罪を重ねた本格ミステリ。

    救国を掲げる脅迫が、地方の現実をえぐり出す。

    382ページ
    本格ミステリサスペンス地方問題不可能犯罪現代社会
沖縄書店大賞 1回登壇
  1. 日常に潜む小さな歪みを、五つの短編で鮮やかな反転へつなぐミステリー。読み終えたあとに、もう一度最初から確かめたくなる仕掛けがある。

    五つの罠が、ありふれた日常の見え方を反転させる。

    224ページ
    ミステリー短編集どんでん返し現代

作品

代表作

名もなき星の哀歌

2019年 現代ミステリ

新人作家による長編デビュー作。現代社会の事情を織り込みつつトリックと人物描写で展開するミステリ。

現代社会謎解き人間関係

プロジェクト・インソムニア

2020年 ミステリ

企業やIT、睡眠をめぐる現代的な設定を背景にした長編ミステリ。社会的テーマとトリックを両立させる作品。

テクノロジー企業不眠

救国ゲーム

2021年 本格ミステリ寄りの長編

国家や社会を巡る大掛かりな仕掛けをテーマにした長編。推理要素と社会的仕掛けが特徴。

国家陰謀倫理

#真相をお話しします

2022年 短編集(短編ミステリ)

短編を中心とした作品集。SNSやマッチングアプリなど現代的な題材を取り入れた短編『#拡散希望』などを収録。

SNS現代の嘘人間心理

難問の多い料理店

2024年 連作短編集 / ミステリ

料理店を舞台にした短編群。各話に“事件”が仕掛けられ、ユーモアと謎解きが混在する構成。

食事謎解きユーモア

どうせ世界は終わるけど

2025年 短編集

近年の短編を収めた作品集。SF的要素や青春的なモチーフを含む短編群を収録。

終末観友情青春

全著作

  • 名もなき星の哀歌
  • プロジェクト・インソムニア
  • 救国ゲーム
  • #真相をお話しします
  • 難問の多い料理店
  • どうせ世界は終わるけど

作風・主題

文体
緻密なトリック重視の現代ミステリ会話やSNSを取り入れた語り口社会問題を扱う社会派要素
頻出モチーフ
SNS・拡散テクノロジーと犯罪食や日常の場面に潜む謎

評価・遺産

若手ミステリ作家として注目を集め、SNSや現代社会を題材にした作品群で評価を確立。短編・長編の両面で受賞歴を持つ。

豆知識

  • 中学の卒業文集に『バトル・ロワイアル』のパロディ小説を書き、その枚数は原稿用紙で約600枚だったとされる。
  • 『#拡散希望』で第74回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞し、平成生まれの作家としては初の受賞者となった。