日本の文学賞

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わたしたちの帽子

小学館児童出版文化賞

わたしたちの帽子

高楼方子

奇妙につながる階段や廊下をもつビルで、少女サキが不思議な帽子の少女と出会う児童文学です。日常のすぐ隣にある異界を歩きながら、孤独や家族への思いをやわらかく描きます。

児童文学不思議な建物家族成長

作品情報

ふしぎなビルで出会った帽子の少女が、サキの日常を少しずつ変えていきます。

階段や廊下が思いがけない場所へつながるビルを舞台に、少女の心細さと好奇心を描きます。現実と幻想が静かに重なり、帽子をめぐる出会いが主人公の感情をほどいていく作品です。

書籍情報

出版社
フレーベル館
発売日
2005-10-01
ページ数
208ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784577031254
ISBN-10
4577031256
価格
215 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

Amazon.co.jp: わたしたちの帽子 : 高楼 方子, 出久根 育: 本

レビュー

  • これがきっかけでできた親友

    この本が人生で一番面白く楽しく、そして輝くあの頃を思い出させました。これ以上の本が見つかりません。

  • 現在・過去・未来

    春休みに古ぼけたビルに1ヶ月だけの仮住まいにやってきたサキちゃん。 そこで見つけた帽子をかぶってビルの中を探検したら、 不思議な世界が待っていたのです。 そこで出会った育ちゃんとの楽しい友情と、そこの画廊に集う人々。 やがて、不思議な縁が明らかになっていきます。 作者は絵本『まあちゃんのまほう』などでも自由奔放な想像力を発揮していますが、 このファンタジー物語でもその世界は健在です。 10歳前後の女の子ををくすぐる様々なアイテムも効いています。 現代風の快活なお母さんにも共感。 現在・過去・未来が交錯する世界へどうぞ。

  • 日常にありそうな不思議な世界

    おもしろかったです☆タイトルのかかせてもらったように、高楼さんの作品っていうのはほんと日常にありそうなところが楽しいですね。 主人公が住むことになった建物の描写もすばらしいし、建物やそこで知り合った育ちゃんについてなど、謎がどんどんとけていく後半部分もよんでいて楽しかったです^^高楼さんの作品には「素敵な大人」というものがでてくることが多いように思いますが、今回の作品でも「素敵な大人」が登場しているように思います。そういった意味で子どもさんがよんでもやりたいことをやるっていいなって思えるような作品ではないかなと、素敵な「児童文学」だなと思いました。もちろん大人がよんでもたのしめるのですが♪ わたしは個人的に高楼さんのファンタジーがすごく好きなので、ファンタジーが好きってかたには「時計坂の家」もおすすめします☆

  • まぁまぁか

    まずは手に入らないはずだったこの本を手に入れる事ができただけでも僥倖なのかも、と思うので星二つ。配送など迅速だったので星一つ。しかし値段的にももう少し程度がいいと思っていたので、予想より外装に傷みがあり少し残念。これを図書館で気に入ってサンタさんにお願いしていた娘には、多少の傷は問題ではなかったようですが。

  • 古いビルもすてきな要素

    かわいらしい幻想的なお話。 幻想的なのに、古いビルが舞台というところが現代的で良い。 ラストもこうだろうな?という展開を、ちょっと裏切るどんでん返し。 ちょっと盛り沢山な気もしますが、楽しめます。 何より、友達になるってこういう嬉しい感じだよね、という微笑ましさが素敵です。 絵もすてき。

  • 友だちが共有する時間

    サキは、しばらく住むことになった古いビルの部屋の洋服ダンスの中で、キルトの帽子を見つけます。そして、同じ帽子をかぶった育ちゃんと出会うのです。サキは育ちゃんの案内で迷路のようなビルの中を探検します。 後半は不思議な出合いや場所の謎解きめいていますが、二人の女の子の遊びの時間の共有が、友達って何かをその意味を教えてくれます。 自分だけに見えていて相手には見えていなかったかもしれないと思い、それが相手にも見えていたというサキの喜びがじーんと心に響いてきます。 幾つになっても友達っていいもんだという思いが伝わってきてあたたかな気持ちになります。

  • 英米文学のかおり漂う。

    例えるなら秘密の花園のような、若草物語のようなそんな雰囲気が感じられました。日常を舞台にしたファンタジーは中学年の読書好奇心を刺激するでしょう。児童文学の王道といってもいいくらいストレートな、非の打ち所の無い作品と言って差し支えないと思います。またこの機会に近年廃れがちな名作と呼ばれる前述のような作品に手が伸びることも考えられ、中学年という発達段階を考えれば課題図書に推薦されるのも頷けます。 しかし私が☆を四つの評価をつけたのはあまりにも横道すぎるというか刺激が足りなかった。先が見えなそうで、見えてしまう。良い作品にはかわりありませんが、教科書に載っているような優等生が人間的と話していても面白くないように、本書は私にとって優等生過ぎました。

  • プレゼント

    娘のリクエストで購入。ずっと本屋で探してたようで、喜ばれました。中古とは思えないほどきれいでした。 初めてアマゾンで購入しましたが、良い買い物ができました。

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