作品情報
生きることと書くことがぶつかり合う、地上の歌の大冊。
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レビュー要約
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詩人の長い歩みと同時代への熱を受け止める声があり、分量と密度の高さを魅力とする読者に向く。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 2011-08-01
- ページ数
- 495ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784783732525
- ISBN-10
- 4783732523
- 価格
- 5230 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
Amazon.co.jp: 青い家 : 福間 健二: 本
レビュー
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この世界のマチエール
映像的で美しい言葉、何かを探す言葉、記憶し飛躍する言葉、謎と影、 孤独とつながり、だれかの死、それらがすうっと身体に入ってくる。 いずれの言葉も視覚的な印象を保ちつつ、安易な線引きや演出なしに、 ある確かさと強度をもってごく自然に立ち現れる。 平易さと難解さが立体的に編み込まれた不思議な構成。 98篇の詩で私はこの夏に向き合った。 詩人の眼は真摯であり、揺れながらもその歩幅は変わらない。 この詩集は、詩になじみのない人でもゆっくり入っていける入り口をもつ。 また、時系列にとらわれない深い奥行きと仕掛けもある。 本文レイアウトの面では、天側の空きのバランスがいい。 詩人の感覚をとおして、 きしみながら静かに動き続けるこの世界のマチエールに触れることができる1冊。 9月1日追記: 本書は第19回萩原朔太郎賞を受賞した。
関連する文学賞
- 萩原朔太郎賞 第19回(2011年) ・受賞
- 歴程賞(旧・藤村記念歴程賞) 第49回(2011年) ・受賞