作品情報
立ち止まる身体と、変えられない現実のあいだに、言葉が小さな通路をつくる。
思潮社から刊行された第4詩集。26篇を収め、現代を生きる女性の身体感覚や不安、希望の気配を繊細に描く。
レビュー要約
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他者と向き合うまなざしが強く、時事的な感触と身体の実感が同じ詩の中で響き合う詩集として読まれている。
書籍情報
- 出版社
- 思潮社
- 発売日
- 2022-11-11
- ページ数
- 168ページ
- 言語
- 日本語
- サイズ
- 19.6 x 13.8 x 2 cm
- ISBN-13
- 9784783745112
- ISBN-10
- 4783745110
- 価格
- 2420 JPY
- カテゴリ
- 本/文学・評論
私は今も踊り場に立っているのだ。 幼い自分を受け止めて、 彼女が生きる世界を変えるために。 (「痛みという踊り場で」) 「今日、一篇、文月悠光の詩を読む。すると明日が来る。生きようと思う日が。」(小池昌代)。 「正気でない文月さんの帯を書くなんて私にはできない……。ただ、女に生まれてよかったと初めて思ったの」(夏木マリ)。 中原中也賞詩人、新境地に立つ26篇。6年ぶり、待望の第4詩集! 装幀=川名潤、カバー写真=小山泰介
レビュー
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状態も良くとても良いです
状態も良くとても良いです!
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極私的宇宙、平行スペース、へ。
第1詩集に続いて、購入してみました。 詩集『適切な世界の』詩篇は24篇。詩「落花水」の〝呼吸音〝ではじまり、詩「ロンド」の〝息継ぎの…ことばとなって喘いでいたい。〝で終わりる連作詩だと思います。 この詩集には、冊子が付いていて、詩「私は、なる」―ブラウスが起きて登校する。とありますが、そんな行はありません。 さらに、詩「適切な世界の」 〝経血は紅…それはアンタレスのあでやかさ。〝とありますが、冊子には、〝不適切な「私」が脱ぐオリオン。〝と書かれています。 550光年のオリオンとは、狩人の美男子のはずです。 冊子は、意味不明であります。 わたくしは、中原中也の詩『一つのメルヘン』を思いだしました。―秋の夜は、はるか彼方に、/小石ばかりの、河原があつて、/そこに陽は、さらさらと/さらさらと射してゐるのでありました。…川床に、水は/さらさらと、さらさらと流れてゐるのでありました… なぜか、作者の語彙に、中也を思いうかべました。 詩集、『パラレルワールドのようなもの』は、序詩「リボン」の〝手を結ぶ。…これは祈り。〝から詩「誕生」までの26篇で成立している連作詩だと思いました。 作者は、詩「わたしが透明じゃなくなる日」は、第1詩集の「私は〝すべ〝を覚えている」のアンサ―だと〝あとがき〝に書いています。 わたくしは、この詩集を夜中に読みました。 体調のせいか、幻覚をみました。本箱には、転倒防止の棒で天井とで支えてあります。フックも一つ天井にねじ込んであります。それが、靄がかかり、フックと棒が漂い出したのです。 目の隅にそれを感じながら、読書を続けました。フックは、甲虫の幼虫みたいでした。 はじめての体験でした。 この詩集には、栞があり、作者は不本意だと思いますが、小説的に読みました。 コロナ禍の詩作、〝見てきたことを言葉に残すのは、/走馬灯を編んでいるようなものだ。…トンネルを抜け出ると、/一筋の川があらわれた。/わたしは声のする方角を目指して/羽のように歩きはじめた。〝 詩人は、あらたなところへ歩きはじめていますが、締めくくりに〝走馬灯〝とは、もはや死語だと思います。
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初めて詩集を読んでの感想!
詩集を初めて買い読みましたが、想像力を豊かにしてくれると、自分は思いました。
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