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ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います7 (電撃コミックスNEXT)
KADOKAWA

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います7 (電撃コミックスNEXT)

香坂 マト, 優木 すず

グレンの過去に起こったある悲劇……いま、すべてが明かされる。 アリナが待ち望んでいた受付嬢合同研修が始まった。「研修棟におばけがでる」という噂を気にも留めない彼女の目的はただひとつ――伝説の受付嬢と称される講師、ロゼッタ・ルーベリーから効率的な事務作業のノウハウを授かり、お誕生日休暇を獲得すること! ところが今年の研修には≪白銀の剣≫も講師として特別参加するうえ、「好印象大作戦」を実施中のジェイドはいつもと態度が違うせいでアリナも調子を崩されてしまう。一方、暗躍する「黒衣の男」について調べを進めるジェイドは、その正体がギルドマスターのグレンではないかという疑念を捨てきれずにいた……。

ギアをあげて、風を鳴らして
集英社

ギアをあげて、風を鳴らして

平石 さなぎ

第38回小説すばる新人賞受賞作。小学四年生の吉沢癒知は、宗教団体「荻堂創流会」の近畿支部で「降り子(=創父の生まれ変わり)」として信徒から崇拝されていた。幹部の母からは、神聖な身体を持つ者として食事や他者との触れ合いを厳しく制限されていたが、自分に寄せられる信徒の信仰心や日々の「儀式」に抵抗をおぼえはじめていた。そんな癒知の前に現れたのは、家庭の事情で何度も転校を繰り返している渡来クミ。ある日、学校のトイレで遭遇したことをきっかけに、ふたりは距離を縮めていく。母親同士も親交を深めるようになり、やがて二人を取り巻く状況は思わぬ方向へと展開していく。新興宗教の閉鎖的な世界で育った少女と、転校を繰り返し居場所を探し続ける少女が紡ぐ、シスターフッドの物語。

梅咲く頃にまた会おう
講談社

梅咲く頃にまた会おう

迂回 ひなた

ある夏の夜、大学生の若梅は仲間との肝試しの帰り道に声をかけられる。「ひさしぶり、梅ちゃん」——それは友人の身体に乗り移った、死んだはずの初恋の人、小梅だった。アルバイトに夏祭り、そしてデート。失った時間を取り戻すように、若梅は彼女とささやかな願いを一つひとつ叶えていく。いつかは身体を返さなくてはいけない、それでも——。「もう一度会いたい」という真っ直ぐな願いが起こす奇跡は、一つじゃない。純度100%のタイムリミット・ラブストーリー。

粉瘤息子都落ち択
集英社

粉瘤息子都落ち択

更地 郊

上司のパワハラで退職し、引きこもり気味に暮らす野中が、大学時代の友人・忍から持ちかけられた奇妙な対戦の依頼をきっかけに、居場所のなさと友情の距離感に向き合っていく物語です。格闘ゲーム、自販機のテープ、マウンテンデューといった卑近なモチーフを通して、だるさの中に切実さが滲む日常が描かれます。

アナヅラさま (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
宝島社

アナヅラさま (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

四島 祐之介

温泉で知られるとある地方都市で女性の失踪事件が相次ぎ、「顔にぽっかり穴のあいた怪物がひとを攫い、穴の中に吞み込む」という都市伝説が囁かれるようになる。私立探偵の小鳥遊穂香は依頼を受けて調査を開始し、この「アナヅラさま」と呼ばれる噂の背後に連続殺人鬼の存在を疑い始める。一方、実際の犯人は思わぬ事態に直面していた。ヤクザに犯行を知られ、死体処理に利用されることになってしまったのだ。ホラー的な都市伝説とミステリーが融合した、どんでん返しのある犯罪小説。

みずうみの満ちるまで
早川書房

みずうみの満ちるまで

土形 亜理

気候変動と戦争に荒れた未来、富裕層は精神を仮想空間に移し永遠の命を得たが、全財産を次世代に託し死を選ぶ者もいた。彼らの望む最期を約束する楽園〈ヘヴンズガーデン〉で、元難民のコーディネーター・エルムは、異なる死生観を持つ人々と向き合いながら、人類の過ちと生きる意味を問い続ける。第13回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作。

フェイスウォッシュ・ネクロマンシー (単行本)
筑摩書房

フェイスウォッシュ・ネクロマンシー (単行本)

栗原 知子

息子の不登校に悩む四十代のパート主婦「私」は、美容品の店で洗顔料のテスターを使ったその日から、亡き祖母の霊を降ろせるようになった。掃除に打ち込む日々の傍ら、もの言わぬ祖母の気配とともに、家族の傷や記憶と向き合いながら「越冬」していく。日常の小さな苦しみをユーモアとペーソスで包み込んだ、奇想と共感の物語。

果つる底なき 新装版 (講談社文庫 い 85-25)
講談社

果つる底なき 新装版 (講談社文庫 い 85-25)

池井戸 潤

都市銀行の債権回収担当・坂本がアレルギーショックで急死する。「これは貸しだからな」という謎の言葉を残して。同僚の伊木は、かつての恋人だった坂本の妻・曜子のため、そして自分自身のため、銀行の暗部に単身で挑む。第44回江戸川乱歩賞受賞作にして、池井戸潤のデビュー作。

最後の皇帝と謎解きを
宝島社

最後の皇帝と謎解きを

犬丸 幸平

1920年、中国。北京在住の日本人絵師・一条剛は、清朝最後の皇帝・溥儀(ふぎ)に水墨画の師として雇われる。だが溥儀には秘めた目的があった。紫禁城に眠る水墨画を贋作にすり替えて真作を秘密裏に売却し、清朝復興の資金を調達するというのだ。やがて宦官のひとりが密室で不審死を遂げ、龍の絵に何者かが目を描き加え、ある宦官が感情を失うという怪事が続発する。齢十八の絵師と十五歳の少年廃帝は、謎を解き明かすうちに身分も国も超えた友情を育んでいく。