日本の文学賞

← ホームに戻る

荒山 徹

あらやま とおる

Arayama Tōru

プロフィール

性別
男性
生誕
1961-01-01 (富山県高岡市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
富山県高岡市 → 大阪府(在住)

経歴

職業
小説家, 元新聞記者
活動期間
1999年〜
影響を受けた人物
五味康祐

学歴

上智大学
国: 日本
上智大学卒業

受賞歴

日本冒険小説協会大賞
2003
対象作品: 魔岩伝説
主催: 日本冒険小説協会
結果: 第8位
吉川英治文学新人賞
2003
対象作品: 魔岩伝説
主催: 吉川英治文学賞
結果: 候補
吉川英治文学新人賞
2004
対象作品: 十兵衛両断
主催: 吉川英治文学賞
結果: 候補
吉川英治文学新人賞
2006
対象作品: 柳生薔薇剣
主催: 吉川英治文学賞
結果: 候補
舟橋聖一文学賞
2008
対象作品: 柳生大戦争
主催: 舟橋聖一文学賞
結果: 受賞
歴史時代作家クラブ賞
2017
対象作品: 白村江
部門: 作品賞
主催: 歴史時代作家クラブ
結果: 受賞
本屋が選ぶ時代小説大賞
2017
対象作品: 白村江
主催: 本屋が選ぶ時代小説大賞
結果: 候補
週刊朝日 歴史・時代小説ベスト10
2017
対象作品: 白村江
主催: 週刊朝日
結果: 第1位

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 柳生大戦争

    『柳生大戦争』は荒山徹の時代小説。徳川幕府と李氏朝鮮を揺るがす奇書をめぐり、柳生一族の伝説が新たな戦いへ展開する。

    柳生と朝鮮伝奇の奇想が、壮大な時代活劇としてぶつかり合う。

    341ページ
    時代小説柳生一族伝奇
  1. 受賞作: 白村江

    七世紀の東アジアを舞台に、百済、倭、新羅、唐がぶつかる白村江の戦いへ向かう大きな歴史の流れを描く長編。国家の思惑と個人の忠義が交差し、敗北へ至る過程を緊張感のある筆致でたどる。

    古代東アジアの海を越え、国家と人間の運命が激突する。

    443ページ
    古代史白村江の戦い百済倭国外交と戦争

作品

代表作

高麗秘帖 朝鮮出兵異聞

1999年 歴史小説

文禄・慶長の役を題材に、朝鮮半島を舞台にした歴史伝奇。韓国側の視点や架空の陰謀を織り込み、実在の人物も登場させる。

朝鮮半島戦争伝奇
翻訳
  • 韓国語訳『이순신을 암살하라』(세창미디어、2008年)

魔風海峡

2000年 歴史小説/伝奇

真田忍法団と高麗の忍衆を巡る戦いを描く、冒険色の強い歴史伝奇小説。

忍者戦闘冒険

魔岩伝説

2002年 冒険小説/伝奇

伝奇的要素を強く含む長編。登場人物と史実を織り交ぜたエピソードで知られる。

伝奇歴史冒険

柳生薔薇剣

2005年 時代小説/伝奇

柳生家を題材にした作品。剣術と人間ドラマを交え、伝奇的展開も含む。

剣術家名伝奇

柳生大戦争

2007年 歴史小説

柳生流と周辺の勢力を大規模な戦闘と陰謀で描いた長編。舟橋聖一文学賞を受賞した代表作の一つ。

柳生戦争陰謀

白村江

2016年 歴史小説

白村江の戦いを軸に、日朝双方の視点や架空の人物を通して史実を描き直す力作。歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を受賞。

古代史国際関係戦争

大東亜忍法帖(上)

2016年 伝奇小説

連作の上巻として刊行されたが、下巻は出版中止となった経緯がある作品。戦前・戦中を絡めた伝奇要素を含む。

忍法戦時期伝奇

神を統べる者(三部作より)

2019年 歴史小説

古代日本を舞台にした大河的な三部作。史実と伝奇を織り交ぜ、聖徳太子など古代史の人物を扱う。

古代日本王権宗教と政治

風と雅の帝

2023年 歴史小説

近年刊の長編。古代から中世にかけての権力争いを背景に人間模様を描いた作品。

権力闘争宮廷人物描写

全著作

  • 高麗秘帖 朝鮮出兵異聞
  • 魔風海峡
  • 魔岩伝説
  • 十兵衛両断
  • 柳生薔薇剣
  • 柳生大戦争
  • 白村江
  • 大東亜忍法帖(上)
  • 神を統べる者(各篇)
  • 風と雅の帝

作品の翻訳

  • 高麗秘帖(韓国語訳)『이순신을 암살하라』

作風・主題

文体
伝奇的要素と歴史の融合ポップカルチャーへの大胆なオマージュ叙述における活劇性
頻出モチーフ
朝鮮半島とのクロスオーバー忍術・妖術実在人物の別解釈

評価・遺産

荒山徹は朝鮮半島を舞台にした作品群や伝奇的要素を歴史小説に取り入れた作風で知られる。渡航・現地取材を通じて日韓両国の史料を活用し、独特の視点で時代小説に新風を吹き込んだ作家と評価されている。

関連学会

  • 日本文藝家協会
  • 歴史時代作家クラブ

資料所蔵先

  • 国立国会図書館 所蔵資料(荒山徹関連書誌)

大衆文化への影響

  • 作品内にロボットアニメ、怪獣映画、宝塚、韓国ドラマ等へのオマージュが見られ、ポップカルチャー的要素が読者に注目されることがある。

豆知識

  • 1961年富山県高岡市生まれ。
  • 上智大学卒業、元読売新聞記者。
  • 韓国語を独学で学び留学経験がある。
  • 『大東亜忍法帖 下』は出版中止となった経緯がある。
  • 五味康祐のファンであり、影響を公言している。