舟橋聖一文学賞
1回登壇
-
第2回(2008年) 受賞受賞作: 柳生大戦争
『柳生大戦争』は荒山徹の時代小説。徳川幕府と李氏朝鮮を揺るがす奇書をめぐり、柳生一族の伝説が新たな戦いへ展開する。
柳生と朝鮮伝奇の奇想が、壮大な時代活劇としてぶつかり合う。
341ページ時代小説柳生一族伝奇
あらやま とおる
Arayama Tōru
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 上智大学 | — | — | — | — | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2003 | 日本冒険小説協会大賞 | 魔岩伝説 | — | 日本冒険小説協会 | 第8位 |
| 2003 | 吉川英治文学新人賞 | 魔岩伝説 | — | 吉川英治文学賞 | 候補 |
| 2004 | 吉川英治文学新人賞 | 十兵衛両断 | — | 吉川英治文学賞 | 候補 |
| 2006 | 吉川英治文学新人賞 | 柳生薔薇剣 | — | 吉川英治文学賞 | 候補 |
| 2008 | 舟橋聖一文学賞 | 柳生大戦争 | — | 舟橋聖一文学賞 | 受賞 |
| 2017 | 歴史時代作家クラブ賞 | 白村江 | 作品賞 | 歴史時代作家クラブ | 受賞 |
| 2017 | 本屋が選ぶ時代小説大賞 | 白村江 | — | 本屋が選ぶ時代小説大賞 | 候補 |
| 2017 | 週刊朝日 歴史・時代小説ベスト10 | 白村江 | — | 週刊朝日 | 第1位 |
『柳生大戦争』は荒山徹の時代小説。徳川幕府と李氏朝鮮を揺るがす奇書をめぐり、柳生一族の伝説が新たな戦いへ展開する。
柳生と朝鮮伝奇の奇想が、壮大な時代活劇としてぶつかり合う。
七世紀の東アジアを舞台に、百済、倭、新羅、唐がぶつかる白村江の戦いへ向かう大きな歴史の流れを描く長編。国家の思惑と個人の忠義が交差し、敗北へ至る過程を緊張感のある筆致でたどる。
古代東アジアの海を越え、国家と人間の運命が激突する。
文禄・慶長の役を題材に、朝鮮半島を舞台にした歴史伝奇。韓国側の視点や架空の陰謀を織り込み、実在の人物も登場させる。
真田忍法団と高麗の忍衆を巡る戦いを描く、冒険色の強い歴史伝奇小説。
伝奇的要素を強く含む長編。登場人物と史実を織り交ぜたエピソードで知られる。
柳生家を題材にした作品。剣術と人間ドラマを交え、伝奇的展開も含む。
柳生流と周辺の勢力を大規模な戦闘と陰謀で描いた長編。舟橋聖一文学賞を受賞した代表作の一つ。
白村江の戦いを軸に、日朝双方の視点や架空の人物を通して史実を描き直す力作。歴史時代作家クラブ賞(作品賞)を受賞。
連作の上巻として刊行されたが、下巻は出版中止となった経緯がある作品。戦前・戦中を絡めた伝奇要素を含む。
古代日本を舞台にした大河的な三部作。史実と伝奇を織り交ぜ、聖徳太子など古代史の人物を扱う。
近年刊の長編。古代から中世にかけての権力争いを背景に人間模様を描いた作品。
荒山徹は朝鮮半島を舞台にした作品群や伝奇的要素を歴史小説に取り入れた作風で知られる。渡航・現地取材を通じて日韓両国の史料を活用し、独特の視点で時代小説に新風を吹き込んだ作家と評価されている。