日本の文学賞

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伊吹 有喜

いぶき ゆき

Ibuki Yuki

ペンネーム: 永島 順子ポプラ社小説大賞に応募した際に使用した筆名(デビュー応募時)

プロフィール

性別
女性
生誕
1969-01-01 (三重県尾鷲市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
三重県尾鷲市(出生) → 三重県四日市市(育ち)

経歴

職業
小説家, 編集者, フリーライター
活動期間
2009年〜
所属
四日市市観光大使
ノミネート
第27回山本周五郎賞候補(ミッドナイト・バス), 第151回直木三十五賞候補(ミッドナイト・バス), 第158回直木三十五賞候補(彼方の友へ), 第39回吉川英治文学新人賞候補(彼方の友へ), 第163回直木三十五賞候補(雲を紡ぐ), 第34回山本周五郎賞候補(犬がいた季節)

学歴

中央大学
法学部 / 法律学科
国: 日本
中央大学法学部卒業
三重県立四日市高等学校
国: 日本
高等学校卒業

受賞歴

ポプラ社小説大賞
2008
対象作品: 風待ちのひと
主催: ポプラ社
結果: 特別賞(受賞)
高校生直木賞
2021
対象作品: 雲を紡ぐ
主催: 高校生直木賞実行委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 夏の終わりのトラヴィアータ

    『夏の終わりのトラヴィアータ』は伊吹有喜によるポプラ社小説大賞の2008年受賞作。作品の題名が示す主題を軸に、人物や場面の変化をたどる文学作品として扱われる。

    『夏の終わりのトラヴィアータ』は、ポプラ社小説大賞で評価された伊吹有喜の作品です。

    人間関係時代の空気内面の変化
  1. 受賞作: 彼方の友へ

    戦時下の東京で少女雑誌づくりに情熱を注ぐ人々と、現代に届いた小さな箱の謎を結ぶ長編。雑誌文化への憧れと、時代に翻弄されながらも働き生きる女性たちの姿を温かく描く。

    少女雑誌に託された夢が、時を越えて一人の人生を照らす。

    448ページ
    少女雑誌戦時下編集者女性の仕事記憶
  2. 受賞作: 娘が巣立つ朝
山本周五郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 犬がいた季節

    1988年の夏、進学校に迷い込んだ一匹の白い犬と高校生たちの時間を通して、昭和から平成へ移る青春の揺れを描く。

    犬を見つめる視線が、十八歳たちの選択を静かに見守る。

    352ページ
    青春学校昭和末期進路

作品

代表作

風待ちのひと

2009年 小説

デビュー作。人物描写を重視した人間ドラマで、家族や日常の機微を丁寧に描く。

家族成長日常

四十九日のレシピ

2010年 小説

喪失と再生をテーマに、料理を通して家族の関係性や癒やしを描くヒューマンドラマ。

喪失家族再生
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 四十九日のレシピ (2011)
  • [映画] 四十九日のレシピ / タナダユキ (2013)

ミッドナイト・バス

2014年 小説

夜行バスを舞台にした群像劇。旅の中で交差する人々の思いを描き、再生や孤独がテーマになる作品。

再生孤独
映像化・舞台化
  • [映画] ミッドナイト・バス / 竹下昌男 (2018)

カンパニー

2017年 小説

舞台や芸能の世界で奮闘する人々を描いた物語。仲間との絆や努力をテーマにしており、舞台化やテレビドラマ化が行われた。

仲間努力舞台
映像化・舞台化
  • [舞台] カンパニー ―努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー)― / 石田昌也 (2018)
  • [テレビドラマ] カンパニー〜逆転のスワン〜 (2021)

彼方の友へ

2017年 小説

離れた場所にいる友人や知人との関係性を見つめ直す、人間ドラマ。

友情喪失再生

なでし子物語

2012年 小説

女性の生き方や人間関係を描くシリーズ。続編に『地の星 なでし子物語』『天の花 なでし子物語』がある。

女性成長人間関係

今はちょっと、ついてないだけ

2016年 小説

挫折やつまずきを抱える人々の再起や日常を温かく描く作品。

挫折再起日常
映像化・舞台化
  • [映画] 今はちょっと、ついてないだけ / 柴山健次 (2022)

雲を紡ぐ

2020年 小説

世代を超えて交差する人間模様を織り成す長編。直木賞候補にもなり、高校生直木賞を受賞した。

家族世代

犬がいた季節

2020年 小説

犬と人との関係を通じて家族や人生を見つめ直す短編/長編要素を含む作品。

家族動物記憶
映像化・舞台化
  • [ラジオドラマ] 犬がいた季節 (2025)

全著作

  • 風待ちのひと
  • 四十九日のレシピ
  • なでし子物語
  • ミッドナイト・バス
  • BAR追分
  • オムライス日和 BAR追分
  • 今はちょっと、ついてないだけ
  • 情熱のナポリタン BAR追分
  • カンパニー
  • 彼方の友へ
  • 地の星 なでし子物語
  • 天の花 なでし子物語
  • 雲を紡ぐ
  • 犬がいた季節

翻案

  • 四十九日のレシピ(テレビドラマ 2011/映画 2013)
  • ミッドナイト・バス(映画 2018)
  • カンパニー(宝塚舞台化 2018/NHKドラマ化 2021)
  • 犬がいた季節(ラジオドラマ 2025)
  • 今はちょっと、ついてないだけ(映画化予定 2022)

作風・主題

文体
人間描写に重きを置く写実的な文体温かみのある語り口
頻出モチーフ
家族再生日常の細部

評価・遺産

地方を舞台にした人間ドラマや食を通じた関係描写で支持を集め、テレビや映画、舞台化によって幅広い読者・視聴者層に届いた作家。高校生直木賞受賞などで若年層への影響も大きい。

大衆文化への影響

  • 『四十九日のレシピ』はNHKドラマ化および映画化され広く知られるようになった
  • 『カンパニー』は宝塚歌劇団による舞台化とNHKでのドラマ化を経て舞台芸術分野でも話題になった

引用

  • 不器用な人たちが、精一杯生きている姿を描く。
    出典: Chuo Online(インタビュー) (2010年)

豆知識

  • デビュー作『風待ちのひと』は永島順子名義で応募して受賞・デビューした。
  • 『四十九日のレシピ』はNHKで連続ドラマ化され、のちに映画化された。
  • 『カンパニー』は宝塚歌劇団による舞台化とNHKのドラマ化がある。
  • 四日市市観光大使を務めている。