日本の文学賞

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金井美恵子

かない みえこ

Kanai Mieko

プロフィール

性別
女性
生誕
1947-11-03 (群馬県高崎市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
群馬県高崎市 → 東京都目白

経歴

職業
小説家, エッセイスト, 映画評論家, 文芸評論家, 詩人
活動期間
1967年〜
影響を受けた人物
ギュスターヴ・フローベール, 石川淳, クロード・シモン, ロラン・バルト, モーリス・ブランショ, ウラジーミル・ナボコフ, ジャン・ルノワール(映画), ジャン=リュック・ゴダール(映画)
影響を与えた人物
小川洋子

学歴

群馬県立高崎女子高等学校
国: 日本

受賞歴

太宰治賞
1967
対象作品: 愛の生活
結果: 最終候補
現代詩手帖賞
1967
結果: 受賞
泉鏡花文学賞
1979
対象作品: プラトン的恋愛
結果: 受賞
女流文学賞
1988
対象作品: タマや
結果: 受賞
芸術選奨 文部科学大臣賞
2018
対象作品: カストロの尻
主催: 文化庁
結果: 受賞

受賞・候補エディション

泉鏡花文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: プラトン的恋愛

    『プラトン的恋愛』は金井美恵子による作品で、1979-1回の受賞作として位置づけられる。

    『プラトン的恋愛』は、金井美恵子の表現と受賞当時の文学的関心を伝える作品である。

    文学賞人物時代
女流文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: タマや

    タマやは、金井美恵子による文学作品。人物の選択と時代の空気を丁寧に追い、静かな余韻を残す物語として読まれてきた。

    タマやは、金井美恵子による文学作品。

    189ページ
    文学人物時代余韻

作品

代表作

愛の生活

1968年 短編小説集

デビュー作となった短編小説集。詩的な言語感覚と記述への鋭い志向が見られる。

言語日常の観察

岸辺のない海

1974年 長編小説

長編。長いセンテンスと記述重視の文体で、心理や風俗を冷徹に描写する作品の一つ。

言語記憶孤独

プラトン的恋愛

1979年 短編小説集

複数の短編を収めた作品集。言語と欲望、女性の視点を多面的に扱う。

恋愛欲望女性像

タマや

1987年 小説(目白シリーズ)

目白を舞台とする作品群のうちの一作。風俗観察と群像描写が特徴。

目白群像風俗描写

小春日和(インディアン・サマー)

1988年 小説(目白シリーズ)

目白四部作に含まれる一作。日常と過去が交錯する群像劇。

過去と現在群像女性
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 小春日和 インディアン・サマー / 前田陽一 (1990)

カストロの尻

2017年 小説

近年の注目作。諧謔と冷徹な視点を併せ持つ短編/中編群。

風刺身体表象社会観察

全著作

  • 愛の生活
  • 夢の時間
  • 岸辺のない海
  • アカシア騎士団
  • プラトン的恋愛
  • 単語集
  • 既視の街
  • くずれる水
  • 愛のような話
  • 文章教室
  • あかるい部屋のなかで
  • タマや
  • 小春日和(インディアン・サマー)
  • 道化師の恋
  • 恋愛太平記
  • 軽いめまい
  • 柔らかい土をふんで、
  • 彼女(たち)について私が知っている二、三の事柄
  • ノミ、サーカスへゆく
  • 噂の娘
  • 快適生活研究
  • ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ
  • お勝手太平記
  • カストロの尻
  • スタア誕生
  • 目白雑録(連載)

翻案

  • 小春日和 インディアン・サマー(テレビドラマ、1990年)

作風・主題

文体
ヌーヴォー・ロマンの影響を感じさせる長いセンテンス言語と記述への強い志向映画的な参照・視点を取り入れた批評的な文体
頻出モチーフ
目白を舞台とする群像映画とポップカルチャーの言及女性の視点と日常の鋭い観察猫や家族のモチーフ

評価・遺産

1970年代以降、日本文学において独自の位置を占める作家。長い文体と記述への執着、映画に対する深い造詣で知られ、批評家や同時代の作家から高い評価を受ける一方で議論も呼んできた。近年は海外での翻訳・評価が進んでいる。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館

大衆文化への影響

  • 小春日和のテレビドラマ化(1990年)

引用

  • 「競争相手は馬鹿ばかり」の世界へようこそ
    出典: エッセイ集『「競争相手は馬鹿ばかり」の世界へようこそ』解説 (2003年)
  • ともかく試験とか勉強とか学校というのは大きらいで、だからもうただただ受験勉強いやさのために、大学へ行くのをあっさりやめてしまった。
    出典: 『夜になっても遊び続けろ』 (1974年)

豆知識

  • 姉の金井久美子は画家で、多くの装画やオブジェ制作を手掛けている。
  • 大のシネフィルであり、多くの映画監督を作品や批評で言及する。
  • かつて愛猫トラーを飼っていた(2007年死去)。
  • 大学へ進学せず作家活動を開始した。
  • 近年(2023年以降)海外での翻訳・評価が拡大している。