日本の文学賞

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城戸 朱理

きど しゅり

Kido Shuri

プロフィール

性別
男性
生誕
1959-05-23 (岩手県盛岡市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
神奈川県鎌倉市在住

経歴

職業
詩人, 大学非常勤講師
活動期間
1979年〜
所属
六本木詩人会, フェリス女学院大学(非常勤講師), 女子美術大学大学院(非常勤講師)
所属団体
六本木詩人会
影響を受けた人物
吉増剛造, 野村喜和夫, 西脇順三郎

学歴

岩手県立盛岡第一高等学校
国: 日本
明治大学 文学部
文学部
国: 日本
入学が記録されている

受賞歴

歴程新鋭賞
1994
対象作品: 不来方抄
主催: 歴程編集部
結果: 受賞
芸術選奨 新人賞(文部科学大臣新人賞)
2010
対象作品: 幻の母
主催: 文化庁 / 文部科学省
結果: 受賞
現代詩花椿賞
2012
対象作品: 漂流物
主催: 現代詩花椿賞運営
結果: 受賞
岩手日報文化賞
2013
主催: 岩手日報社
結果: 受賞

受賞・候補エディション

歴程新鋭賞 1回登壇
  1. 受賞作: 不来方抄

    土地の記憶と言葉の響きを手がかりに、内面の風景を編む詩集。抑制された語りの中に、時間と場所への深い感受性がある。

    『不来方抄』は、詩を入口に人間の心の動きを描く作品。

    105ページ
    土地記憶言葉
  1. 受賞作: 幻の母

    『幻の母』は、城戸朱理の詩集。母性、記憶、喪失、声の行方をめぐる詩篇を通じて、身体とことばの奥に残る不在を静かに掘り下げる。

    失われた母の幻影を追いながら、詩は声と記憶の深部へ降りていく。

    103ページ
    母性記憶喪失
現代詩花椿賞 1回登壇
  1. 受賞作: 漂流物

    鎌倉の海岸に漂着した名もなき欠片から、言葉と記憶を拾い上げる連作散文詩集。漂流物という非人称の存在を通じて、海辺、時間、生命、世界の始まりをめぐる思考が写真とともに展開する。

    波打ち際の名もなき欠片から、非人称の声がこぼれ出す。

    156ページ
    散文詩海辺漂着物時間非人称

作品

代表作

召喚

1985年 詩集

初期詩集。実験的なイメージと声の探求が見られる作品群。

記憶イメージの断片化

モンスーン気候帯

1991年 詩集

東南アジア的な気候感覚と身体性を詩的に表現した作品。

自然身体気候

不来方抄

1994年 詩集

盛岡など故郷のイメージを含みつつ、言語と土地の関係を問う詩篇。

故郷言語記憶

幻の母

2010年 詩集

家族や母性を主題にした深い叙情性のある詩集。受賞作。

家族母性喪失

漂流物

2012年 詩集

散文詩的な余白を含む作品。現代詩の言語実験が行われている。

漂流言語実験断片

全著作

  • 召喚(1985)
  • モンスーン気候帯(1991)
  • 非鉄(1993)
  • 不来方抄(1994)
  • 朱夏(1994、私家版)
  • まんぼう(1995)
  • 城戸朱理詩集(1996)
  • 夷狄 バルバロイ(1998)
  • 千の名前(1999)
  • 地球創世説(2003)
  • 幻の母(2010)
  • 世界 - 海(2010)
  • 漂流物(2012)
  • 詩人の夏(1994)
  • 潜在性の海へ(2006)

翻案

  • 幻を見るひと(ドキュメンタリー、2018)

作家による翻訳

  • パウンド詩集(1998)
  • エズラ・パウンド長詩集成(2006)
  • T・E・ヒューム 全詩と草稿(2006)

作風・主題

文体
実験的・観念的な詩作イメージの断片化を用いる散文的要素を取り入れることがある
頻出モチーフ
記憶と故郷水と漂流母性と家族

評価・遺産

城戸朱理は1980年代以降の日本詩壇で活動を続け、言語実験と叙情性を併せ持つ作風で評価されている。詩集が複数の賞を受賞し、ドキュメンタリー制作を通じて詩の伝達にも関与している。

大衆文化への影響

  • ドキュメンタリー映画「幻を見るひと」が国際映画祭に招待されるなど、詩人活動が映像でも注目された。

豆知識

  • 20歳で『ユリイカ』の新鋭詩人に選ばれた。
  • ブログやSNS(X)で情報発信を行っている。
  • 2018年にドキュメンタリー映画をプロデュースした。