迢空賞
1回登壇
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第12回(1978年) 受賞受賞作: 縄文記
『縄文記』は、前登志夫が短歌集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。
『縄文記』は、短歌集の枠組みの中で、自然と土地を印象的に浮かび上がらせる作品です。
自然土地神話性
まえ としお
Mae Toshio
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 旧制奈良中学(現・奈良県立奈良高等学校) | — | — | — | — | 日本 |
| 同志社大学経済学部 | 経済学部 | — | — | — | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1978 | 迢空賞 | 縄文記 | — | 迢空賞選考委員会 | winner |
| 1988 | 詩歌文学館賞 | 樹下集 | — | 詩歌文学館 | winner |
| 1992 | 斎藤茂吉短歌文学賞 | 鳥獣蟲魚 | — | 斎藤茂吉賞選考委員会 | winner |
| 1998 | 読売文学賞 | 青童子 | — | 読売新聞社 | winner |
| 2003 | 現代短歌大賞 | 流轉 | — | 現代短歌大賞選考委員会 | winner |
| 2004 | 毎日芸術賞 | 鳥總立 | — | 毎日新聞社 | winner |
| 2005 | 日本芸術院賞(文芸) | 全業績 | — | 日本芸術院 | winner |
| 2005 | 恩賜賞 | 全業績 | — | 日本芸術院(恩賜賞) | winner |
『縄文記』は、前登志夫が短歌集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。
『縄文記』は、短歌集の枠組みの中で、自然と土地を印象的に浮かび上がらせる作品です。
樹下集は、前登志夫の言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。日常の気配や記憶を凝縮し、短い表現の中に時間の厚みを宿す。
樹下集は、前登志夫の言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。
吉野の山と生き物の気配を深く抱え込んだ前登志夫の歌集。山中で暮らす歌人の視線が、鳥、獣、虫、魚の名を通して自然と人の境界をゆっくり揺らす。
吉野の山に棲むものたちの声が、歌の奥で静かに響く。
『流轉』は、前登志夫による作品で、2003年の受賞作として記録されている。短歌の文脈で、作者の語り口や構成の特徴が前面に出る一作である。
前登志夫の『流轉』は、短歌としての輪郭を持つ受賞作。
前登志夫の第八歌集。吉野の山河、鳥獣草木、神話的な時間を背景に、自然と人の生の深い結びつきを詠む。歌人の多年の業績とともに、日本芸術院恩賜賞の対象となった。
吉野の自然と神話的な時間を詠み込む、前登志夫の歌集。
詩から出発した初期の作品集。海外詩の影響と実験的な感性が見られる。
第一歌集。吉野の自然や生命観を中心に、アニミズム的世界観を短歌で表現している。
後年の代表作の一つ。独自の宇宙観を背景にした豊かな自然描写と象徴性をもつ短歌群。
吉野を拠点にアニミズム的宇宙観を表現する短歌を詠み続けた歌人。門下を育て、短歌界で多くの賞を受賞。日本芸術院会員としても評価された。