日本の文学賞

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守中 高明

もりなか たかあき

Morinaka Takaaki

プロフィール

性別
男性
生誕
1960-03-01 (東京都新宿区)
国籍
日本
言語
日本語
宗教
浄土宗
居住地歴
東京都新宿区(出身) → 東京都早稲田(早稲田大学勤務)

経歴

職業
詩人, 翻訳家, 文学研究者, 大学教授, 僧侶
活動期間
1988年〜
所属
早稲田大学 法学学術院
所属団体
日本フランス語フランス文学会, 社会思想史学会
影響を受けた人物
ジャック・デリダ, パウル・ツェラン, フランス現代哲学

学歴

学習院大学
文学部 / フランス文学科
学位: 学士
期間: 1980-1984
卒業年: 1984
国: 日本
学習院大学大学院 人文科学研究科(博士後期課程)
期間: 1987-1991
卒業年: 1991
国: 日本
博士後期課程において単位取得満期退学

受賞歴

歴程新鋭賞
1992
対象作品: 未生譚
主催: 歴程刊行関係
結果: 受賞
山本健吉文学賞(詩部門)
2001
対象作品: シスター・アンティゴネーの暦のない墓
部門: 詩部門
主催: 山本健吉文学賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

歴程新鋭賞 1回登壇
  1. 受賞作: 未生譚

    守中高明の第二詩集。碑、血脈、肉、骨、古鏡などの連作的な章立てを通じて、身体、記憶、言葉がまだ形を得る前の気配を緊密な詩語で追う。

    生まれきらない言葉の気配を、身体と記憶の深部から立ち上げる詩集。

    85ページ
    身体記憶言語実験
  1. ギリシア悲劇のアンティゴネーを遠く響かせながら、国家の掟と弔いの掟、忘却と記憶の対立を長篇詩として組み上げる。歴史の外に押し出された声を、ざわめく舞台として呼び戻す詩集である。

    シスター・アンティゴネーの暦のない墓は、守中高明の受賞作として作品世界を凝縮して伝える。

    165ページ
    長篇詩アンティゴネー記憶弔い国家
萩原朔太郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 系族

    声、掟、血縁のイメージを通じて、個と共同性の緊張を刻む詩集。硬質な言葉が、沈黙や命令の背後にある倫理的な圧力を浮かばせる。

    系族は、守中高明の受賞歴と結びつく詩集として読まれている。

    138ページ
    共同性倫理

作品

代表作

砂の日

1991年 詩集

初期の詩集。個と記憶、言語の裂け目を主題とする詩作。

記憶言語

未生譚

1992年 詩集

歴程新鋭賞を受賞した詩集。実験的な詩作を展開。

他者境界言語実験

反=詩的文法

1995年 評論・詩論

詩と文法、言語理論を巡る論考集。実験的詩学の理論的基盤を提示。

詩論言語哲学脱構築

シスター・アンティゴネーの暦のない墓

2001年 詩集

2001年刊行の詩集。山本健吉文学賞詩部門を受賞した作品集。

宗教赦し他者性

2005年 哲学・法学

法と倫理、主権をめぐる哲学的論考。

法哲学倫理主権

全著作

  • 反=詩的文法(思潮社) 1995
  • 脱構築(岩波書店) 1999
  • 存在と灰 - ツェラン、そしてデリダ以後(人文書院) 2004
  • 法(岩波書店) 2005
  • 終わりなきパッション - デリダ、ブランショ、ドゥルーズ(未来社) 2012
  • ジャック・デリダと精神分析 - 耳・秘密・灰そして主権(岩波書店) 2016
  • 他力の哲学 - 赦し・ほどこし・往生(河出書房新社) 2019
  • 浄土の哲学 - 念仏・衆生・大慈悲心(河出書房新社) 2021
  • 詩集 砂の日(思潮社) 1991
  • 詩集 未生譚(思潮社) 1992
  • 詩集 二人、あるいは国境の歌(思潮社) 1997
  • 詩集 守中高明詩集(思潮社 現代詩文庫) 1999
  • 詩集 系族(思潮社) 2009

作家による翻訳

  • 『千のプラトー』(ジル・ドゥルーズ & フェリックス・ガタリ) 共訳
  • 『ナチ神話』(ジャン=リュック・ナンシー & フィリップ・ラクー=ラバルト) 共訳
  • ジャック・デリダ著作の分担訳多数

作風・主題

文体
実験的・前衛的な詩風哲学的・論説的な文体脱構築的アプローチ
頻出モチーフ
他者言語の裂け目宗教と赦し死と記憶

評価・遺産

フランス現代哲学の研究と翻訳活動、詩作を通じて日本の比較詩学・思想界に貢献した人物。早稲田大学の教員として教育・研究に携わり、浄土宗の僧侶として宗教的関心も重要な位置を占める。

関連学会

  • 日本フランス語フランス文学会
  • 社会思想史学会

豆知識

  • 東京都新宿区出身。
  • 早稲田大学法学学術院の教授を務める。
  • 詩人・翻訳家としても活動し、ジャック・デリダの翻訳に関わっている。