歴程新鋭賞
1回登壇
-
第3回(1992年) 受賞受賞作: 未生譚
守中高明の第二詩集。碑、血脈、肉、骨、古鏡などの連作的な章立てを通じて、身体、記憶、言葉がまだ形を得る前の気配を緊密な詩語で追う。
生まれきらない言葉の気配を、身体と記憶の深部から立ち上げる詩集。
85ページ詩身体記憶言語実験
もりなか たかあき
Morinaka Takaaki
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 学習院大学 | 文学部 | フランス文学科 | 学士 | 1980-1984 | 日本 |
| 学習院大学大学院 人文科学研究科(博士後期課程) | — | — | — | 1987-1991 | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1992 | 歴程新鋭賞 | 未生譚 | — | 歴程刊行関係 | 受賞 |
| 2001 | 山本健吉文学賞(詩部門) | シスター・アンティゴネーの暦のない墓 | 詩部門 | 山本健吉文学賞選考委員会 | 受賞 |
守中高明の第二詩集。碑、血脈、肉、骨、古鏡などの連作的な章立てを通じて、身体、記憶、言葉がまだ形を得る前の気配を緊密な詩語で追う。
生まれきらない言葉の気配を、身体と記憶の深部から立ち上げる詩集。
ギリシア悲劇のアンティゴネーを遠く響かせながら、国家の掟と弔いの掟、忘却と記憶の対立を長篇詩として組み上げる。歴史の外に押し出された声を、ざわめく舞台として呼び戻す詩集である。
シスター・アンティゴネーの暦のない墓は、守中高明の受賞作として作品世界を凝縮して伝える。
声、掟、血縁のイメージを通じて、個と共同性の緊張を刻む詩集。硬質な言葉が、沈黙や命令の背後にある倫理的な圧力を浮かばせる。
系族は、守中高明の受賞歴と結びつく詩集として読まれている。
初期の詩集。個と記憶、言語の裂け目を主題とする詩作。
歴程新鋭賞を受賞した詩集。実験的な詩作を展開。
詩と文法、言語理論を巡る論考集。実験的詩学の理論的基盤を提示。
2001年刊行の詩集。山本健吉文学賞詩部門を受賞した作品集。
法と倫理、主権をめぐる哲学的論考。
フランス現代哲学の研究と翻訳活動、詩作を通じて日本の比較詩学・思想界に貢献した人物。早稲田大学の教員として教育・研究に携わり、浄土宗の僧侶として宗教的関心も重要な位置を占める。