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第26回(1983年) 当選作受賞作: 草のかんむり
曾祖父のうらみでカエルに変身してしまった「ぼく」と、やさしい麦子の関係を描く童話的な作品。
曾祖父のうらみでカエルに変身した「ぼく」と、やさしい麦子の物語。
164ページ変身童話性青春群像新人文学賞
伊井直行
いい なおゆき
Ii Naoyuki
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1953-09-01 (宮崎県延岡市大瀬)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 宮崎県延岡市大瀬(出身)
経歴
- 職業
- 小説家, 大学教員
- 活動期間
- 1983年〜
- 所属
- 東海大学 文学部 文芸創作学科(教授), 講談社(元勤務)
- ノミネート
- 第89回芥川龍之介賞候補(1983年) - 『草のかんむり』, 第91回芥川龍之介賞候補(1984年) - 『パパの伝説』, 第101回芥川龍之介賞候補(1989年) - 『さして重要でない一日』, 第5回三島由紀夫賞候補(1992年) - 『雷山からの下山』, 第114回芥川龍之介賞候補(1996年) - 『三月生まれ』, 第13回三島由紀夫賞候補(2000年) - 『服部さんの幸福な日』
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 慶應義塾大学 | 文学部 | 史学科(民族学・考古学専攻) | 学士(文学) | — | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1983 | 群像新人文学賞 | 草のかんむり | — | 群像(講談社) | Winner |
| 1989 | 野間文芸新人賞 | さして重要でない一日 | — | 野間文化財団 | Winner |
| 1994 | 平林たい子文学賞 | 進化の時計 | — | 平林たい子賞選考委員会 | Winner |
| 2001 | 読売文学賞 | 濁った激流にかかる橋 | — | 読売新聞社 | Winner |
受賞・候補エディション
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第11回(1989年) 受賞受賞作: さして重要でない一日
『さして重要でない一日』は、伊井直行による受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。
『さして重要でない一日』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。
時代と個人記憶社会人間関係
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第22回(1994年) 受賞受賞作: 進化の時計
『進化の時計』は伊井直行による作品で、hirabayashi-taiko-literary-awardの1994年回で評価された。作品名と著者名で単行本・文庫・収録書籍の有無を確認したうえで、確認できた範囲の作品情報を示す。
進化の時計は、伊井直行の創作や批評の特色が受賞時に注目された作品。
受賞作1994年文学
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第52回(2000年) 受賞受賞作: 濁った激流にかかる橋
『濁った激流にかかる橋』は、2000年の受賞対象となった文学作品です。題名が示すイメージを軸に、作者の関心や同時代の表現感覚がうかがえる作品として位置づけられます。
『濁った激流にかかる橋』は、題名の余韻から作品世界へ読者を引き込む文学作品です。
文学人間関係時代
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第13回(2000年) 候補受賞作: 服部さんの幸福な日
『2000』は作者による受賞作。作品名が示す主題を軸に、人物や時代の感触を読ませる。
『2000』は、受賞作として読み継がれる作品です。
文学賞受賞作人間関係時代の感触
作品
代表作
草のかんむり
1983年 小説デビュー作。日常の細部と人物の心理を繊細に描いた長編で、群像新人文学賞を受賞した。
さして重要でない一日
1989年 短編集短編を集めた作品集。家族や世代間の関係、個人の疎外感をテーマにした作品を含む。
進化の時計
1993年 小説時間と変化を主題にした中長編。文体に独自性があり、平林たい子文学賞を受賞した。
濁った激流にかかる橋
2000年 小説社会や個人の激動を背景にした重厚な長編。読売文学賞を受賞した代表作の一つ。
雷山からの下山
1991年 小説山と地域社会を題材にした作品で、三島由紀夫賞の候補となった。
服部さんの幸福な日
2000年 小説個人の幸福と日常の不確かさを描いた作品。三島由紀夫賞候補に挙がった。
全著作
- 草のかんむり
- さして重要でない一日
- 湯微島訪問記
- 本当の名前を捜しつづける彫刻の話
- 雷山からの下山
- 星の見えない夜
- 悲しみの航海
- 進化の時計
- ジャンナ
- 三月生まれ
- 服部さんの幸福な日
- 濁った激流にかかる橋
- お母さんの恋人
- 青猫家族輾転録
- 愛と癒しと殺人に欠けた小説集
- ポケットの中のレワニワ
- 尻尾と心臓
- 岩崎彌太郎「会社」の創造
- 会社員とは何者か?
作風・主題
- 文体
- 繊細な心理描写日常のディテールを重視する写実的文体冷静で平明な語り口
- 頻出モチーフ
- 記憶と喪失家族と世代間の関係郷里と地域性
評価・遺産
伊井直行は1980年代以降の日本文学で定評のある小説家であり、群像新人文学賞や野間文芸新人賞、平林たい子賞、読売文学賞などを受賞。大学教員として後進育成にも関わり、現代小説の叙述と心理描写に独自の位置を占める。
豆知識
- デビュー作『草のかんむり』で第26回群像新人文学賞を受賞して作家デビューした。
- 『さして重要でない一日』は野間文芸新人賞を受賞し、複数回芥川賞候補に挙がっている。
- 1997年に雑誌『三田文学』の編集長を1年間務めた。
- 東海大学文学部の教授として教育活動も行っている。
- 評論やノンフィクション作品(『岩崎彌太郎「会社」の創造』『会社員とは何者か?』)も執筆している。