日本の文学賞

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西澤 保彦

にしざわ やすひこ

Nishizawa Yasuhiko

プロフィール

性別
男性
生誕
1960-12-25 (高知県安芸市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
高知県安芸市(出生) → 高知県高知市(在住)

経歴

職業
小説家, 推理作家, SF作家
活動期間
1995年〜
所属
日本推理作家協会, 本格ミステリ作家クラブ
所属団体
日本推理作家協会, 本格ミステリ作家クラブ
影響を受けた人物
都筑道夫, 島田荘司, ロバート・J・ソウヤー, ピーター・ディッキンソン
ノミネート
1990年 - 鮎川哲也賞候補(「聯殺」), 1996年 - 日本推理作家協会賞(長編部門)候補(『七回死んだ男』), 2003年 - 本格ミステリ大賞(小説部門)候補(『聯愁殺』), 2014年 - 日本推理作家協会賞(短編部門)候補(「恋文」)

学歴

高知県立安芸高等学校
国: 日本
エカード大学
創作法専修
国: アメリカ合衆国
創作法専修を卒業したとされる(出典あり)

受賞歴

センス・オブ・ジェンダー賞
2002
対象作品: 両性具有迷宮
部門: 国内部門
主催: ジェンダーSF研究会
結果: 特別賞
日本推理作家協会賞
2023
対象作品: 異分子の彼女
部門: 短編部門
主催: 日本推理作家協会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

鮎川哲也賞 1回登壇
  1. 第1回(1990年) 最終候補
    受賞作: 聨殺

    キャンパスで出会った三人組が、イブの夜に起きた転落死の謎を追う探偵ミステリー。

    抱腹絶倒の推理の裏で、三人の関係が少しずつ形を取っていく。

    375ページ
    探偵ミステリーキャンパス三人組転落死
  1. 受賞作: 両性具有迷宮

    性別の境界が揺らぐ設定をミステリの迷宮に組み込んだ長編。身体、欲望、推理の不安定さが重なり、読者に固定観念そのものを疑わせる。

    性の境界が崩れる場所で、謎もまた別の顔を見せる。

    500ページ
    ジェンダーミステリ身体迷宮
  1. 第76回(2023年) 短編部門
    受賞作: 異分子の彼女

    シャーロック・ホームズ物語の誕生から日本への移入史までを、時代背景と受容史の両面からたどる評論・研究書。ドイル自身やファン文化にも目を向け、名探偵の魅力を多角的に整理している。

    永遠の名探偵をめぐる170年の物語。

    552ページ
    評論シャーロック・ホームズ受容史翻訳研究

作品

代表作

七回死んだ男

1995年 推理小説/SF要素

時間のループにとらわれ同じ一日を何度も繰り返す特異体質の少年が、祖父の死を阻止しようとする事件の謎を解く推理小説。SF的設定を本格推理の論理で解き明かす試みが評価された。

時間ループ因果推理
翻訳
  • 일곱 번 죽은 남자

解体諸因

1995年 推理小説

デビュー作(短編集/連作短篇を含む)。論理的なトリックとキャラクター描写が特徴。

密室論理パズル

異分子の彼女

2023年 短編推理

腕貫探偵シリーズ収録の短編。受賞作として日本推理作家協会賞短編部門を受賞。

シリーズ短編人物描写

全著作

  • 解体諸因(1995)
  • 七回死んだ男(1995)
  • 人格転移の殺人(1996)
  • 両性具有迷宮(2001)
  • 異分子の彼女(2023)

翻案

  • 麦酒の家の冒険(舞台)
  • 腕貫探偵(漫画化)

作品の翻訳

  • 七回死んだ男 → 일곱 번 죽은 남자(韓国語訳)
  • 彼女が死んだ夜 → 그녀가 죽은 밤(韓国語訳)
  • 神のロジック 人間のマジック → 신의 로직 인간의 매직(韓国語訳)

作風・主題

文体
SF的設定を導入した本格推理論理重視でトリックの説明を丁寧に行う人物の心理描写にこだわる
頻出モチーフ
時間ループ人格転移密室能力的な反則設定をルール化して解明する

評価・遺産

SF的発想を取り入れた論理主義的な本格ミステリ作家として評価される。独自の設定と緻密な人物描写で新本格ミステリの一派として位置づけられる。

関連学会

  • 日本推理作家協会
  • 本格ミステリ作家クラブ

大衆文化への影響

  • 舞台化や漫画化などメディア展開が複数存在する

豆知識

  • 『七回死んだ男』はビル・マーレイ主演の映画『恋はデジャブ』(原題: Groundhog Day)に着想を得たとされる。
  • 実業之日本社文庫版の腕貫探偵シリーズが累計30万部突破のヒットとなった(2014年時点)。
  • 珍名の姓(固有名)を登場人物に広く使うことで知られる。