日本の文学賞

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志水辰夫

しみず たつお

Shimizu Tatsuo

ペンネーム: 川村 光暁本名

プロフィール

性別
男性
生誕
1936-12-17 (日本 高知県 南国市)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家
活動期間
1981年〜

学歴

高知市立高知商業高等学校
国: 日本

受賞歴

日本冒険小説協会大賞
1985
対象作品: 背いて故郷
主催: 日本冒険小説協会
結果: 受賞
日本推理作家協会賞
1986
対象作品: 背いて故郷
部門: 長篇部門
主催: 日本推理作家協会
結果: 受賞
日本冒険小説協会大賞
1990
対象作品: 行きずりの街
主催: 日本冒険小説協会
結果: 受賞
このミステリーがすごい! 第1位
1992
対象作品: 行きずりの街
主催: 宝島社
結果: 受賞
日本冒険小説協会大賞 短編部門大賞
1994
対象作品: いまひとたびの
部門: 短編部門
主催: 日本冒険小説協会
結果: 受賞
柴田錬三郎賞
2001
対象作品: きのうの空
主催: 柴田錬三郎賞実行委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 第4回(1985年) 国内部門
    受賞作: 背いて故郷

    『背いて故郷』は、志水辰夫による物語作品で、人物の選択と土地や時代の空気を重ねながら、人間関係の陰影を描く。受賞対象として確認できる単行本があり、読者は筋の展開だけでなく、背景に置かれた社会や生活の手触りも追うことができる。

    背いて故郷は、受賞時の評価対象となった作品性を、時代・表現・読者への届き方の面から伝える。

    237ページ
    冒険小説故郷喪失逃亡と帰還
  2. 第9回(1990年) 国内部門
    受賞作: 行きずりの街

    かつて教職を追われた男が、過去の事件と再び向き合うことになるサスペンス長編。失われた時間、街の記憶、男女の関係が絡み合い、志水辰夫らしい硬質な文体で展開する。

    過去に捨てたはずの街が、男をもう一度事件の中心へ呼び戻す。

    356ページ
    冒険小説サスペンス過去の事件都市
  1. 第39回(1986年) 長編部門
    受賞作: 背いて故郷

    スパイ船に関わった過去を背負う男が、親友の死をきっかけに秘密を追う冒険小説。雪原を舞台に、友情、裏切り、故郷を失った者の哀しみが交錯する。

    雪の荒野を進む追跡行が、男の過去と故郷への思いを掘り起こす。

    237ページ
    冒険小説スパイ船友情故郷喪失
山本周五郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: あした蜉蝣の旅

    『あした蜉蝣の旅』は、志水辰夫による文学作品です。受賞対象として扱われた作品で、題名が示す世界を軸に、人物の心の動きや時代の気配を描きます。

    『あした蜉蝣の旅』は、志水辰夫の作風と受賞年の文学的関心を伝える作品です。

    人間関係記憶時代の空気
柴田錬三郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: きのうの空

    『きのうの空』は、志水辰夫による小説。過去と現在の空気を重ね、人生の時間と記憶のかすかな痛みを描く。

    きのうの空は、題名が呼び込む世界を手がかりに、人や時代の輪郭を静かに浮かび上がらせる。

    340ページ
    記憶社会人間関係

作品

代表作

飢えて狼

1981年 冒険小説

北方の海を舞台にした骨太な冒険小説。

冒険海洋

裂けて海峡

1983年 冒険小説

海洋冒険小説でありセンチメンタル・ハードボイルドな一面も持つ作品。

冒険海洋ハードボイルド

行きずりの街

1990年 小説

日本冒険小説協会大賞受賞作。ベストセラーにもなった。

冒険ミステリー

青に候

2007年 時代小説

志水の初の時代小説で、以降は時代小説に専念している。

時代小説歴史

負けくらべ

2023年 小説

19年ぶりに発表した現代長編小説。

現代小説

作風・主題

文体
叙情的文体骨太な筆致散文詩的な表現
頻出モチーフ
冒険海洋恋愛時代

評価・遺産

志水辰夫は冒険小説から時代小説に至る幅広い作風で知られ、「シミタツ節」と称される独自の文体で評価されている。初期作品はミステリー評価誌にて高評価を受け、現代作家としての地位を確立した。

引用

  • 天に星。地に憎悪。南溟。八月。わたしの死。
    出典: 『裂けて海峡』解説(北上次郎、内藤陳)

豆知識

  • 志水辰夫は『永久初版作家』と自称し、商業的には苦戦したが文学的評価は高い。
  • 70歳を超えて時代小説に専念し、19年ぶりに現代小説を発表した。