日本の文学賞

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鮎川哲也賞 あゆかわてつやしょう

第12回(2002年)

新人文学賞長編推理小説

受賞者

4名
後藤均 ごとう ひとし 受賞

終戦直後のドイツを舞台に、雪に閉ざされた城館で起こる殺人と、作中作をめぐる推理合戦が重なる本格ミステリ。書簡や手記の謎が何重にも組み合わされ、読者をだます構造そのものを楽しむ作品。

雪の城館に収められた手記が、推理ゲームをさらに深い迷宮へ導く。

278ページ
本格ミステリ終戦直後のドイツ城館作中作推理ゲームミスディレクション
江東うゆう えとう うゆう 候補

同じゼミの告白から始まる、女子大生を主人公にした心理サスペンス。本格ミステリらしい密室の仕掛けに、主人公と先輩の関係や心の揺れが重ねられている。

告白と密室が、主人公と先輩の心理を追い詰めていく。

332ページ
女子大生告白心理サスペンス密室同じゼミ鮎川哲也賞最終候補
岸田るり子 きしだ るりこ 候補
ファミリー・シークレット

第12回鮎川哲也賞の候補作として記録されているが、公開書誌では岸田るり子版の単行本を確認できなかった。今回は作品本文や正式な書誌情報を裏づける一次情報が不足している。

公開された作品紹介は確認できず。

鮎川哲也賞候補作公開情報不足単行本化未確認
ほしおさなえ ほしお さなえ 候補

中高一貫の女子校で、美術部に所属する少女たちの墜落死が相次ぐ。遺された未発表小説や密室の謎が重なり、少女期の揺らぎと不穏さを鮮烈に描く長編ミステリです。

なんでもない透明なものになるの。少女たちの心理のゆらぎを鮮烈に描いた長編ミステリ。

432ページ
女子校少女心理密室連続死長編ミステリ