日本の文学賞

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ダ・ヴィンチ文学賞 だ・ヴィンチぶんがくしょう

第3回(2008年)

小説

受賞者

3名
真藤順丈 しんどう じゅんじょう 大賞

大判の地図帳に土地ごとの物語を書き込む男をめぐる、真藤順丈のデビュー長編。地図、移動、語りが重なり、現実の場所が物語の迷宮へ変わる。

地図を抱えた男が、土地に眠る物語を歩きながら紡ぎ出す。

149ページ
地図物語論都市デビュー作
遠野りりこ とおの りりこ 読者賞

受賞作「朝顔の朝」を改題して収録した遠野りりこのデビュー作。蒸し暑い日常の中で、愛と喪失に揺れる人々を少し不思議な感触で描く。

不器用な人々の愛が、夏の湿度の中で痛みと優しさを帯びる。

252ページ
恋愛喪失短編集デビュー作
山本渚 やまもと なぎさ 編集長特別賞

地方の進学校の図書委員会を舞台に、恋と友情のもどかしさを描く青春小説。高校生活の小さな揺れを、図書室という場所から見つめる。

図書室の静けさの中で、恋と友情の距離が少しずつ変わる。

184ページ
青春小説図書委員会恋愛地方高校