ダ・ヴィンチ文学賞
だ・ヴィンチぶんがくしょう
雑誌「ダ・ヴィンチ」で募集されていた新人文学賞。第7回をもって終了し、後継としてダ・ヴィンチ「本の物語」大賞が設けられた。
- 創設年
- 2006
- 主催
- メディアファクトリー「ダ・ヴィンチ」編集部
- カテゴリー
- 一般文芸・大衆小説
- 選考方式
- 公募
- 受賞対象
- 新人
- 開催頻度
- 年1回
- 賞のステータス
- 終了
説明
400字詰め原稿用紙換算で100枚から200枚の小説を募集し、受賞者には大賞賞金100万円と受賞作のメディアファクトリーによる刊行が与えられる。2012年の第7回をもって終了し、後継として「ダ・ヴィンチ『本の物語』大賞」が設けられた。
賞品
- 主賞品
- 大賞: 賞金100万円および受賞作のメディアファクトリーからの刊行
- 賞金
- 1,000,000円
- 優秀賞: 賞金20万円
- 読者賞: 賞金20万円
- 編集長特別賞: 賞金10万円
選考情報
選考基準
- ジャンル不問
- 400字詰め原稿用紙で100枚から200枚
関連の賞
- ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞
- ダ・ヴィンチ文学賞A.S. ゼロワングランプリ
公式情報
https://web-davinci.jp/contents/literary/index.php過去の受賞者
笑うことを促す題名とは裏腹に、人物の痛みや停滞を見つめる文芸作品。日常の会話や沈黙から、人間の弱さと再生の兆しを描く。
笑えよは、工藤水生の受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。
受賞作として選ばれたこの作品は、作者固有の語り口で人物の感情や場面の緊張を描く。短い題名の奥に、時代や人間関係の変化に触れる読み味がある。
『結婚せえ』は、受賞作として選ばれたこの作品は、作者固有の語り口で人物の感情や場面の緊張を描く。
大判の地図帳に土地ごとの物語を書き込む男をめぐる、真藤順丈のデビュー長編。地図、移動、語りが重なり、現実の場所が物語の迷宮へ変わる。
地図を抱えた男が、土地に眠る物語を歩きながら紡ぎ出す。
受賞作「朝顔の朝」を改題して収録した遠野りりこのデビュー作。蒸し暑い日常の中で、愛と喪失に揺れる人々を少し不思議な感触で描く。
不器用な人々の愛が、夏の湿度の中で痛みと優しさを帯びる。
地方の進学校の図書委員会を舞台に、恋と友情のもどかしさを描く青春小説。高校生活の小さな揺れを、図書室という場所から見つめる。
図書室の静けさの中で、恋と友情の距離が少しずつ変わる。
高校生の優子が、パン屋や家族との日々を通して自分の居場所を少しずつ見つけていく青春小説。柔らかな食べ物の記憶と、人との距離が温かく描かれる。
高校生の優子が、パン屋や家族との日々を通して自分の居場所を少しずつ見つけていく青春小説。
「山下バッティングセンター」は、対象に粘り強く近づき、個人の経験と社会の構造を結びつけて描くノンフィクション。具体的な現場から時代の歪みを浮かび上がらせる。
「山下バッティングセンター」は、対象に粘り強く近づき、個人の経験と社会の構造を結びつけて描くノンフィクション。
「FISH IN THE SKY」は、岡本蒼による受賞作。人物の心の動きと周囲の世界を丁寧にたどり、短い題名の奥にある葛藤や変化を描き出す。
「FISH IN THE SKY」は、岡本蒼による受賞作。
前川梓の小説。女子高生の亜紗子が、不思議な感受性を持つようちゃんに惹かれていく時間を通し、十代の憧れ、痛み、残酷さを詩的に描く。
繊細で濃密な少女たちの夜を描く、ダ・ヴィンチ文学賞大賞受賞作。
橘奈津美による第1回ダ・ヴィンチ文学賞関連作。公開情報で単独書籍化は確認できず、帰る場所をめぐる物語として受賞作一覧で確認できる。
帰る場所を探す感覚を題名に宿した、受賞時題名の作品。
沢木まひろの小説。卒業を前に進路を見いだせない祐司が、姉の婚約者に恋をすることで、自分の孤独と愛のかたちに向き合う。
幸せになれないと知りながら惹かれ合う、痛いほど純粋な恋の物語。
中川充の小説。迷惑メールをきっかけに、趣味が合いすぎる相手へ引き寄せられていく語り手を描き、滑稽さと危うさを同居させる。
退屈と好奇心が、奇妙なやりとりを思わぬ出会いへ変えていく。