日本の文学賞

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真藤 順丈

しんどう じゅんじょう

Shindo Junjo

プロフィール

性別
男性
生誕
1977-11-03 (東京都品川区)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家
活動期間
2008年〜
影響を受けた人物
手塚治虫, 黒澤明, ロバート・アルドリッチ, 三島由紀夫, 安部公房, 村上春樹, 伊坂幸太郎, 村上龍, 筒井康隆, 江戸川乱歩, スティーヴン・キング, 貴志祐介, 恒川光太郎, 平山夢明, コーマック・マッカーシー

学歴

文教大学
文学部 / 日本語日本文学科
学位: 文学士
国: 日本

受賞歴

ダ・ヴィンチ文学賞
2008
対象作品: 地図男
主催: ダ・ヴィンチ
結果: 大賞
日本ホラー小説大賞
2008
対象作品: 庵堂三兄弟の聖職
主催: 日本ホラー小説大賞
結果: 大賞
電撃小説大賞
2008
対象作品: 東京ヴァンパイア・ファイナンス
主催: 電撃小説大賞
結果: 銀賞
ポプラ社小説大賞
2008
対象作品: RANK
主催: ポプラ社
結果: 特別賞
山田風太郎賞
2018
対象作品: 宝島
主催: 山田風太郎賞選考委員会
結果: 受賞
細谷正充賞
2018
対象作品: 宝島
主催: 細谷正充賞
結果: 受賞
直木三十五賞
2019
対象作品: 宝島
主催: 直木三十五賞選考委員会
結果: 受賞
沖縄書店大賞
2019
対象作品: 宝島
主催: 沖縄書店大賞実行委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: RANK

    『RANK』は真藤順丈によるポプラ社小説大賞の受賞作。ポプラ社から2011年に刊行された作品で、受賞時に示された題材と語り口を通じて、人物の選択や時代の空気を描く。

    『RANK』は、ポプラ社小説大賞で評価された真藤順丈の作品です。

    533ページ
    人間関係時代の空気内面の変化
  1. 受賞作: 地図男

    大判の地図帳に土地ごとの物語を書き込む男をめぐる、真藤順丈のデビュー長編。地図、移動、語りが重なり、現実の場所が物語の迷宮へ変わる。

    地図を抱えた男が、土地に眠る物語を歩きながら紡ぎ出す。

    149ページ
    地図物語論都市デビュー作
  1. 『庵堂三兄弟の聖職』は真藤順丈による作品で、日本ホラー小説大賞で大賞に選ばれた。角川書店から2008年に刊行された書籍で、受賞作としての位置づけと刊行形態の双方が確認できる。

    『庵堂三兄弟の聖職』

    319ページ
    ホラー怪異身体
直木三十五賞 1回登壇
  1. 受賞作: 宝島

    米軍統治下の沖縄で、英雄を失った若者たちがそれぞれの道から島の現実へ立ち向かう青春群像。喪失、友情、抵抗の記憶を長い時間軸で描く大作。

    宝島は、沖縄戦後史を軸に読者を作品世界へ導く。

    541ページ
    沖縄戦後史青春群像抵抗喪失と継承
山田風太郎賞 1回登壇
  1. 受賞作: 宝島

    米軍統治下の沖縄を舞台に、幼なじみの若者たちが英雄の不在と島の現実に向き合う長編。奪われた故郷を取り戻そうとする青春と革命の熱が、復帰前の時間を大きな叙事詩として描き出す。

    本土復帰前の沖縄を駆け抜ける若者たちの、熱量に満ちた青春叙事詩。

    541ページ
    沖縄青春革命米軍統治直木賞
沖縄書店大賞 1回登壇
  1. 受賞作: 宝島

    『宝島』は、戦後沖縄を舞台に、米軍統治下を生きる若者たちの友情、喪失、抵抗を描く長篇小説。失踪した英雄の影を追いながら、沖縄の戦後史と個人の運命が大きく交差する。

    失われた英雄の影を追う物語が、沖縄の戦後を熱く走り抜ける。

    541ページ
    沖縄戦後米軍統治友情抵抗

作品

代表作

地図男

2008年 ライトノベル/ミステリ

地図と記憶、人間関係をモチーフにした長編。デビュー作であり、作品全体に独特の想像力とユーモアが織り込まれている。

地図記憶都市ユーモアと不気味さ

庵堂三兄弟の聖職

2008年 ホラー

三人の兄弟と奇怪な出来事をめぐるホラー長編。怪奇と人間の温かさを同時に描く作風が評価された作品。

家族怪奇救済

東京ヴァンパイア・ファイナンス

2009年 ファンタジー/ホラー

都市・金融という現代的な舞台に吸血鬼的モチーフを絡めた異色作。ライトノベル寄りの語り口も見られる。

都市吸血鬼資本と欲望

RANK

2009年 ミステリ/現代小説

新人時代に受賞した作品の一つ。ジャンルを横断する作風とテンポの良い展開が特徴。

競争社会アイデンティティ

墓頭

2012年 幻想怪奇/ミステリ

幻想的で怪奇なイメージを前面に押し出した長編。死や記憶をめぐる物語。

記憶幻想

宝島

2018年 歴史小説/冒険

戦後を背景にした壮大な物語で、歴史と冒険を織り交ぜた長編。2018年以降の主要作として高い評価を受けた。

戦後冒険家族と遺産

われらの世紀 真藤順丈作品集

2021年 短編集

短編を中心に編まれた作品集。多様なジャンルとモチーフが集められている。

短篇変幻人間ドラマ

全著作

  • 地図男
  • 庵堂三兄弟の聖職
  • 東京ヴァンパイア・ファイナンス
  • RANK
  • バイブルDX
  • 畦と銃
  • 墓頭
  • 七日じゃ映画は撮れません
  • しるしなきもの
  • 黄昏旅団
  • 夜の淵をひと廻り
  • 宝島
  • われらの世紀 真藤順丈作品集
  • ものがたりの賊
  • GANTZ/EXA(オリジナルノベライズ)
  • ジョジョの奇妙な冒険 無限の王(ノベライズ)

作風・主題

文体
ジャンルを横断する映像的でテンポの良い描写ユーモアと不気味さの混在
頻出モチーフ
魂の救済極限状況怪奇・幻想人間の温かさ

評価・遺産

ホラーやミステリを基軸に、ジャンルを横断する作風で知られる。『宝島』での受賞以降、広く一般文壇からも注目される存在となった。

大衆文化への影響

  • NHK『おはよう日本』やTBS『王様のブランチ』等で特集
  • WOWOW『ノンフィクションW』にナビゲーターとして出演

引用

  • 異常な状況に、笑いや人の心の温かさを加味する才能。
    出典: 高橋克彦(選評)、『小説野性時代』2008年7月号 (2008年)
  • 〈魂の救済〉をテーマとし、物語の〈極限〉を提示しようとしている。
    出典: 平山夢明(解説)、『庵堂三兄弟の聖職』文庫版解説 (2010年)

豆知識

  • 30歳の時に1年間で毎月一作を新人賞に応募してデビューを果たした。
  • もともと映像制作に関わり映画監督志望だった時期がある。
  • 配偶者あり、二児の父である。