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第3回(2008年) 特別賞受賞作: RANK
『RANK』は真藤順丈によるポプラ社小説大賞の受賞作。ポプラ社から2011年に刊行された作品で、受賞時に示された題材と語り口を通じて、人物の選択や時代の空気を描く。
『RANK』は、ポプラ社小説大賞で評価された真藤順丈の作品です。
533ページ人間関係時代の空気内面の変化
真藤 順丈
しんどう じゅんじょう
Shindo Junjo
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1977-11-03 (東京都品川区)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
経歴
- 職業
- 小説家
- 活動期間
- 2008年〜
- 影響を受けた人物
- 手塚治虫, 黒澤明, ロバート・アルドリッチ, 三島由紀夫, 安部公房, 村上春樹, 伊坂幸太郎, 村上龍, 筒井康隆, 江戸川乱歩, スティーヴン・キング, 貴志祐介, 恒川光太郎, 平山夢明, コーマック・マッカーシー
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 文教大学 | 文学部 | 日本語日本文学科 | 文学士 | — | 日本 |
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2008 | ダ・ヴィンチ文学賞 | 地図男 | — | ダ・ヴィンチ | 大賞 |
| 2008 | 日本ホラー小説大賞 | 庵堂三兄弟の聖職 | — | 日本ホラー小説大賞 | 大賞 |
| 2008 | 電撃小説大賞 | 東京ヴァンパイア・ファイナンス | — | 電撃小説大賞 | 銀賞 |
| 2008 | ポプラ社小説大賞 | RANK | — | ポプラ社 | 特別賞 |
| 2018 | 山田風太郎賞 | 宝島 | — | 山田風太郎賞選考委員会 | 受賞 |
| 2018 | 細谷正充賞 | 宝島 | — | 細谷正充賞 | 受賞 |
| 2019 | 直木三十五賞 | 宝島 | — | 直木三十五賞選考委員会 | 受賞 |
| 2019 | 沖縄書店大賞 | 宝島 | — | 沖縄書店大賞実行委員会 | 受賞 |
受賞・候補エディション
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第3回(2008年) 大賞受賞作: 地図男
大判の地図帳に土地ごとの物語を書き込む男をめぐる、真藤順丈のデビュー長編。地図、移動、語りが重なり、現実の場所が物語の迷宮へ変わる。
地図を抱えた男が、土地に眠る物語を歩きながら紡ぎ出す。
149ページ地図物語論都市デビュー作
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第15回(2008年) 大賞受賞作: 庵堂三兄弟の聖職
『庵堂三兄弟の聖職』は真藤順丈による作品で、日本ホラー小説大賞で大賞に選ばれた。角川書店から2008年に刊行された書籍で、受賞作としての位置づけと刊行形態の双方が確認できる。
『庵堂三兄弟の聖職』
319ページホラー怪異身体
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第15回(2008年) 銀賞受賞作: 東京ヴァンパイア・ファイナンス
東京の闇で動く超低金利の融資屋を軸に、複数の人物の欲望が交差する群像劇。都会の夜に潜む熱と危うさが前面に出る。
東京の夜で、欲望が金を動かす。
312ページ群像劇東京闇金融欲望サスペンス
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受賞作: 宝島
米軍統治下の沖縄で、英雄を失った若者たちがそれぞれの道から島の現実へ立ち向かう青春群像。喪失、友情、抵抗の記憶を長い時間軸で描く大作。
宝島は、沖縄戦後史を軸に読者を作品世界へ導く。
541ページ沖縄戦後史青春群像抵抗喪失と継承
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第9回(2018年) 受賞受賞作: 宝島
米軍統治下の沖縄を舞台に、幼なじみの若者たちが英雄の不在と島の現実に向き合う長編。奪われた故郷を取り戻そうとする青春と革命の熱が、復帰前の時間を大きな叙事詩として描き出す。
本土復帰前の沖縄を駆け抜ける若者たちの、熱量に満ちた青春叙事詩。
541ページ沖縄青春革命米軍統治直木賞
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第5回(2019年) 大賞受賞作: 宝島
『宝島』は、戦後沖縄を舞台に、米軍統治下を生きる若者たちの友情、喪失、抵抗を描く長篇小説。失踪した英雄の影を追いながら、沖縄の戦後史と個人の運命が大きく交差する。
失われた英雄の影を追う物語が、沖縄の戦後を熱く走り抜ける。
541ページ沖縄戦後米軍統治友情抵抗
作品
代表作
地図男
2008年 ライトノベル/ミステリ地図と記憶、人間関係をモチーフにした長編。デビュー作であり、作品全体に独特の想像力とユーモアが織り込まれている。
庵堂三兄弟の聖職
2008年 ホラー三人の兄弟と奇怪な出来事をめぐるホラー長編。怪奇と人間の温かさを同時に描く作風が評価された作品。
東京ヴァンパイア・ファイナンス
2009年 ファンタジー/ホラー都市・金融という現代的な舞台に吸血鬼的モチーフを絡めた異色作。ライトノベル寄りの語り口も見られる。
RANK
2009年 ミステリ/現代小説新人時代に受賞した作品の一つ。ジャンルを横断する作風とテンポの良い展開が特徴。
墓頭
2012年 幻想怪奇/ミステリ幻想的で怪奇なイメージを前面に押し出した長編。死や記憶をめぐる物語。
宝島
2018年 歴史小説/冒険戦後を背景にした壮大な物語で、歴史と冒険を織り交ぜた長編。2018年以降の主要作として高い評価を受けた。
われらの世紀 真藤順丈作品集
2021年 短編集短編を中心に編まれた作品集。多様なジャンルとモチーフが集められている。
全著作
- 地図男
- 庵堂三兄弟の聖職
- 東京ヴァンパイア・ファイナンス
- RANK
- バイブルDX
- 畦と銃
- 墓頭
- 七日じゃ映画は撮れません
- しるしなきもの
- 黄昏旅団
- 夜の淵をひと廻り
- 宝島
- われらの世紀 真藤順丈作品集
- ものがたりの賊
- GANTZ/EXA(オリジナルノベライズ)
- ジョジョの奇妙な冒険 無限の王(ノベライズ)
作風・主題
- 文体
- ジャンルを横断する映像的でテンポの良い描写ユーモアと不気味さの混在
- 頻出モチーフ
- 魂の救済極限状況怪奇・幻想人間の温かさ
評価・遺産
ホラーやミステリを基軸に、ジャンルを横断する作風で知られる。『宝島』での受賞以降、広く一般文壇からも注目される存在となった。
大衆文化への影響
- NHK『おはよう日本』やTBS『王様のブランチ』等で特集
- WOWOW『ノンフィクションW』にナビゲーターとして出演
引用
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異常な状況に、笑いや人の心の温かさを加味する才能。
出典: 高橋克彦(選評)、『小説野性時代』2008年7月号 (2008年) -
〈魂の救済〉をテーマとし、物語の〈極限〉を提示しようとしている。
出典: 平山夢明(解説)、『庵堂三兄弟の聖職』文庫版解説 (2010年)
豆知識
- 30歳の時に1年間で毎月一作を新人賞に応募してデビューを果たした。
- もともと映像制作に関わり映画監督志望だった時期がある。
- 配偶者あり、二児の父である。