ファンタジア大賞 ふぁんたじあたいしょう
第13回(2001年)
長編小説ライトノベル
受賞者
5名炎術師の一族を離れた青年が、帰国後に起きた連続惨殺事件をきっかけに過去と向き合う現代異能ファンタジー。応募時題名「風に祈りを」は刊行時に『風の聖痕』として展開された。
炎術師の家に生まれた者たちの誇りと挫折が、風を操る力を得た主人公の帰還によって揺さぶられる。
301ページ
異能バトル家族との断絶復讐と和解
前漢時代の西域を舞台に、漢の武官・陳湯が烏孫の姫を救ったことから、強大な敵をめぐる戦いへ巻き込まれていく歴史活劇。
実在の人物と架空の姫を交差させ、西域諸国の緊張を若い剣士たちの冒険として描く。
380ページ
前漢西域歴史活劇
経営難の侵入屋チームが、戦力増強のため伝説の吸血鬼を復活させようとするスチームパンク調のアクションファンタジー。
借金と野心に追われる侵入屋たちが、危険な怪物の力を借りて一発逆転を狙う。
313ページ
スチームパンク吸血鬼チームアクション
復讐を軸にした富士見ファンタジア文庫の和風ファンタジー。傷を負った者が失われた場所と過去を背負い、敵と向き合う旅へ踏み出す。
滅ぼされた場所の記憶が、主人公を静かな怒りと復讐の旅へ押し出す。
249ページ
復讐和風ファンタジー喪失
月の嬰児
第十三回ファンタジア長編小説大賞の努力賞作。刊行形態の確証は薄く、月と嬰児という題が示す神秘性を軸にした幻想的な長編候補作として扱われる。
月のイメージと生まれたばかりの命を結び、未知の運命へ向かう物語を想起させる。
幻想誕生運命