日本の文学賞

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富士見ラノベ文芸大賞 ふじみラノベぶんげいたいしょう

第1回(2013年)

ライトノベル文芸

受賞者

5名
道具小路 どうぐこうじ 大賞

サンタ日本支部キタグニで働く石蕗のもとに、見習いサンタの少女・春菊が現れる。弟子を拒む石蕗が、失敗しても前に進む春菊に振り回されながら、止まっていた心を少しずつ動かしていく物語。

不器用な師匠と見習いサンタが、冬の町で小さな奇跡を探す。

336ページ
サンタクロース師弟再生やさしいファンタジー
史間あかし しま あかし 金賞

江戸・神田の外科医、梶浦風尹が不審死の謎に挑む時代ミステリ。遺体に残る縫合痕を手がかりに、同心の十郎太と事件を追ううち、医術と薬をめぐる企みに近づいていく。

若き町医者の観察眼が、江戸を揺るがす陰謀を解きほぐす。

320ページ
時代ミステリ医療江戸謎解き
伊佐良紫築 いさらしちく 審査員特別賞

港町サンミアを走る湾電鉄を舞台に、女性運転士メグと車掌シャーリーが無賃乗車の少年と出会う。小さな鉄道と人びとの事情を通じて、働くこと、助け合うこと、町を愛することを描く。

海辺の鉄道で働く少女たちが、町の一日をやさしく動かしていく。

320ページ
鉄道港町仕事日常ファンタジー
朝倉景太郎 あさくら けいたろう 審査員特別賞

どんな願いも叶えるという都市伝説の店『恩屋』をめぐる連作。店主の恩屋幸太郎のもとへ、今日も事情を抱えた人が訪れ、目に見えない恩が人間関係を揺らしていく。

花屋が花を売るように、恩屋は恩を売る。

352ページ
都市伝説人情仕事小説連作
七菜なな なななな 審査員特別賞

心理学研究室助手の天童こころは、わずかな手がかりから人の行動や隠し事を読み解く観察力を持つ。ゼミを仕切る柊正宗の前に、卒業論文がらみの奇妙な事件が次々と持ち込まれる。

心理学者こころ女史の分析が、学生たちの小さな事件を照らし出す。

288ページ
心理学大学日常の謎連作ミステリ