日本の文学賞

← 小学館児童出版文化賞に戻る

小学館児童出版文化賞 しょうがくかんじどうしゅっぱんぶんかしょう

第41回(1992年)

児童文学絵本童話・文学ノンフィクション

受賞者

3名
池澤夏樹 いけざわ なつき 受賞

南の島に住む少年ティオが出会う人々と不思議な出来事を描く連作短編集。島の素朴な暮らしの中に、旅人、絵はがき、記憶、別れが静かに現れる。

南の島の少年ティオが、出会いのたびに世界の広さを知っていく。

285ページ
児童文学出会い連作短編
岩瀬成子 いわせ なるこ 受賞

学校で誰とも口をきこうとしない少女るいと、転校生の谷川くんの関係を描く児童文学。言葉を閉ざした子どもの心が、他者との出会いによって少しずつ揺れ動く。

話さない少女の心に、谷川くんのまっすぐな声が届く。

118ページ
児童文学学校沈黙友情
伊藤秀男 いとう ひでお 受賞

海と夏の記憶を大きな絵で受け止める絵本。少年のまなざしを通して、浜辺の光、家族との時間、季節が過ぎていく切なさをのびやかに描く。

強い日差しと潮の気配が、少年のひと夏を鮮やかに立ち上げる。

1ページ
海辺の夏少年の記憶家族絵本表現